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Grade 9-Second Semester: And then, to having a proper conversation

Iちゃんの最後の後押しでEくんが直接MSNで話しかけてきた。
Eが話しかけてきた。とIちゃんに報告すると、時間ももう良い時間なのでIちゃんは離脱した。

この瞬間にもSugarちゃんとはMSNで話していて、リアルタイムで会話を貼り付けてはなんて言えばいいだろう?なんて言ってる?なんて実況していた。
最終的には全てのログをWordに写してSugarちゃん、それにIちゃんにも英訳をつけて渡している。
これもせっかくだからほぼ全編ノーカットで掲載しようか。


昨日Sugarちゃんにいわれたいま Iからも。。。


ちゃんと話したいと向こうが思ってるなら今まで面と向かって言えなかったことも言ってやろうと思って今までEくんにとったことないような態度をとった。

そもそも話するなんて無駄なんだけどね。投げやりさを全面に出してみたところ思いの外Eくんが反論した。

「わかってるよ!!!」

Eくんの誠実さに意地悪な心が挫けそうになる
こうやって間髪入れずに私の言うことに反論するEくん、初めてみた。

ごめん。俺アホや
と自虐するEくんがキャラじゃなくて心が痛かった。
おもわずトーンを落としていつもみたいに話した。
三角関係のことを全員が納得する形にしないといけないと思っているの、不思議だな。
学生生活、みんなと共にするから仕方がないんだろうけど…もっと自由でいいんじゃない?と教えてあげたい。

私が冷めた反応をするたびにEくんは動揺した返事を送る。
過ぎちゃったことであれば、なんで話しないといけないの?と思った。

正直に言った。Eくんが聞いてくれなかったら全部意味ないんだよ、と。
できるだけ穏やかに。だけど怒ってることはわかるように。

ここでも登場させた(・∀・)顔文字を使って皮肉っている。

Fちゃんの時みたいに話し合う=放課後にちゃんと話す?

ここを読むとEくんはやっぱり優しい人だったなとおもう。
「ちゃんと聞いてた。今もだよ?」

この数ヶ月後に巡り会う日本のドラマ、オレンジデイズでこういったセリフがある。
櫂: うん
サエ: うんばっかり?
櫂: なんて答えていいか、わからないんだよ でも、聞いてるから
サエ: ホントに聞いてる?テレビ見たりカップラーメン食べたりしてない?
櫂: してない。神に誓ってしてない。テレビもさっき消した

どことなくEくんを思い出す櫂と、ヒロインのサエを私と重ねてしまって胸がつんとなって仕方がなかった。
(※俳優陣がお互いと少し似てるところもあったんだよ)

オレンジデイズ
Eくんの目的はあくまでお互いにわかりあうため、だったんだと思う。ここでもすれ違い。

目的がズレてることがわかって突き放す私に、自分を責めるEくん。
「いや。ごめん これが」

「本当のうちだから」

そう言おうと思って、幻滅されたくなくて言うのをやめた。すごくすごく覚えてる。

やっぱりE君の前では可愛いSarryちゃんのままでいたかった。

ここの部分はもう何度か触れているHYのY&Iという歌詞そのままだ。
まるで私たちがインスピレーションを与えたかのように。

笑っている君を (いつでもあなたは)
今でも思い出す (私の心の中に)
だけど僕は進むよ (だから私も進むの)
また、誰かを愛すために

HY-Y&I

私は、Eくんだけでも先に進めるのならそれでいいと思った。
だけどEくんは私も一緒に進まないと意味がないと言った。

この部分の会話を読んだSugarちゃんは、別ウィンドウで
「ちなみにあたしはここで泣きました」
と言っていた。

別れた原因となった三角関係のことはもういいよ。と言ってくれるのは私が毎回自分を責めるからかもしれない。
明らかに気力ダウンするEくんをフォローしてしまった
改めて思う。
お互いの弱点はお互いだったって。
よりが戻るなんてことないんだな。って思った
要するに結局Hageのことも、Hageになびいた私のこともEくんは許せなかったわけだ。以前、一生許せないとおもう と言っていた通りだ
SugarちゃんとIちゃんからまだ好きとか聞いたけど
Hageを選んだくせに何言ってんねんって思ったんだろうね
緑=Hage
水色=Fちゃん
オレンジ=Eくん

今更過去のことを弁解しても言い訳に聞こえるだけだった。
でもでもでもと慌てて打つEくんからは「この話は聞きたくない」という心の声が聞こえる

こんな話をしたくて今話し合いをしているわけじゃないってわかっていても一度堰を切った想いは止まらなくて、Eくんに本当は知っていて欲しかったことをついぶちまけちゃってた。
Eくんも疲れてるながらによく付き合ったと思う
あの日プレゼントと一緒に渡した手紙には一体なんて書いたんだろう。Eくんはちゃんと手紙を読んでくれてはいたんだな。

ひとつのパターンとして見えてくるのは、Eくんは私が彼に怒っていたとかネガティブな印象を持っていたことを知ると急に突き放してくること。
そして私がそれに従って冷たく返すと、フォローに入ってくる。
お互い心の内を明かせなくて不器用な距離感のままだった。

並行して進んでいたSugarちゃんとの会話ではこのあたりの会話に到達した時に切ない。と嘆いていた


平行線を辿るEくんとの会話に、ある意味この話の場を設けたSugarちゃんに意見を聞いた。
なんだかこれもすごい切ないなあ。
SugarちゃんもEくんと同じ一歳上なだけだったけどすごくお姉さんな気がしていて、きっとSugarちゃんも私を年下の子として見ていたと思う。

とてもわかりやすく大人な回答

Eくんはもう話を切り上げたそうにしている。
私はこれでEくんとまた付き合い直せるんじゃないかと思っていた。けど、そうじゃなさそうだった。

私のテンションが下がると、Eくんもまた気を使う
付かず離れずのこのパターンがこの先自分たちをまた苦しめるんだけどね

投げやりに言った。
「全然関係のない人になるんじゃーない」
言って後悔した。Eくんのこれまでのパターン的にこれを言うとSarryちゃんはそう思ってるんだ。となって「せやな」で話しがおわってしまうのは想像できた。
すぐさま「ごめん適当に言った」と弁解した。


Sugarちゃんとの会話では、Sugarちゃんの初恋の相手の話をしていた。
「初恋の相手が結婚しちゃったときすっごい悲しかったー。
あぁこの人はもうあたしが泣いてても、自転車に乗ってかけつけて来ないんだなぁってなんか思っちゃってw」

あたしEくんはまだ来てくれると思うな
Sarryちゃんが困ってたら助けにきてくれるんじゃないかなー

Sugarちゃんのこの例え、とても素敵だなぁと思った。
確かにEくんは私が「みんなから嫌われてる」かもしれないことを気にかけてこの夜私と話し合ってくれていた。


(連絡先を抹消しても)でも好きな気持ちは変わらん

ついにEくんが言った。
ひっそり、1人もう一度付き合えるかもしれないと伺ってたことが少なくともあったんだ ー


初めてはっきりと認めたEくんのこの発言を読んで別ウィンドウでSugarちゃんが歓喜の声を上げる


たぶん、一度「裏切られた」と思ったEくんは本当に今後裏切られる事がないか確認したかったんだろうと思う。
また、全然話さない期間の中、Eくんはうまいことやっていけるバランスをもう見付けてたんだろうなと思う。

この会話をリアルタイムで読んでたSugarちゃんは好きに理由とかねえだろ!!!!と叫んでいた。
そして私の出した返信に、「あ!これがファイナルアンサーですね!!!どこにいてもあなたのことが忘れられなかったから!で正解!!!!!!」と

「学校で見ていると」
Out of sight out of mindってやつか
今の私だって同じことを思う。
でも見られてることに気づいていたEくんだって私を気にして見てたと言うことだと思う。
これは双方に対して言えることだと思いたいよ

ここで話しが一旦外れる。
少し安心した私が、Eくんに「ずっとEくんはナノちゃんが好きなんだと思ってた」と告白した。

こんにちわ ぐらいだしw とEくん
だけどそれはうちの時も同じじゃん。「MSNで話してたしw」と返ってきた。少し和やかな雰囲気だった。
Eくんが2回同じ言葉を繰り返すときは本当にそう思ってるってこと、私は知ってる。
「安心しちゃってる自分がいるや、、」と私は言っていた。

時間ももう遅いので、話を元に戻した。
この一連のやり取りがとても私たちらしくて割愛できない。

これから先どーするとかはーSarryちゃんの心と相談してください となぜか私に全てを委ねてきた

でもEくんとしてはどうしたいのですか?
ぼく?
ぼくはー

えへw そうかな

そしてまたひとつ、Eくんのまだ癒えきっていない心の傷跡を見つける

悲しいことにこの頃からEくんの恋愛における考え方は一つも変わってないように見える。

まだまだ一緒に付き合ってくれていたSugarちゃんに、なかなか結論に達さないことを謝った。
Sugarちゃんは気にしないでと元気に言ってくれる。
今思うとSugarちゃんもIちゃんもがっかりさせたくなくて結論を急ぎすぎちゃったな。
もう少し時間をかけて積み重ねていても良かったな



さすがにちょっとこれも長くなりすぎたので、proper conversation 終盤編に続きます





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