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Another Horizon: From my perspective
Eくんと3月6日に2回目のお付き合いを開始できたわけだけど、今の段階での振り返りでもわかるように明らかにEくんも、そして私のテンションも下がっていった。
私は1月に起こった出来事も、Hageと話した内容も、全部なかったことにしてクリスマスの夜にEくんとバイバイした続きからまた始まれると思っていた。
だけど現実は、「許せないってことは一生消えない」わけだし、私を100%信じられず気づいたように一線も二線も引くEくんも、Eくんの目ばかりじゃなく周りの目を気にしてばかりの自分自身がいた。
Sugarちゃんに、「Sarryちゃん、淋しい?」と聞かれたことがあった。
いつもEくんは私と二人っきりになると居心地悪そうに会話もしなくなるから、と伝えた時だった。
「どちらかっていうと虚しい、かな」と答えていた。
だけど、居心地が悪いようにさせてるのはきっとEくんもで、Eくんから見える私も居心地が悪そうにしてるんだろうな「無理にテンション上げようともしてないから…」と分かってはいた。
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なのに別れの理由となったあの出来事を引き合いに出して変わってしまったEくんの責任を背負おうとした。
Sugarちゃんの言うように口に出さないといけないのはわかっていても、プライドが邪魔してできない。
Eくんをまた困らせるようなことはできなかったし、察してほしかった。
無表情の私をみてEくんだって何をどうしたらいいのかわかんなかったはずだし、ふざけてみたって、マメに連絡を入れてみたっていざ顔を合わせると楽しくなさそうな表情で気持ちだって萎んでいくのは当たり前だろうな。
明らかに楽しいことはないのに、なんで必死にしがみついていたんだろう。
それは。せっかく手に入った「もの」をまた自分から手を離すことはしてはいけないと思っていたから。
こうもSugarちゃんに打ち明けてた。また少し、Sugarちゃんには正直になってた。
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2回目に傷つくのは私であるべきで、最終的に嫌われないといけないのであれば、Eくんから嫌いになってもらえればいいと思った。
物事にはハッピーエンディングなんてないんじゃないかとこの頃すでに気づいてしまったのかもしれない。
それと同時に、私が気持ちを打ち明けない限りEくんが本当に私を嫌いになることはもしかしたらないんじゃないかとも思っていて、程よい距離感を保っていければと思っていた。
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どうせいつかは嫌われるなら 愛した人に憎まれるなら
そうなる前に僕の方から嫌った僕だった
この頃から1、2年後に知る曲だけど「意図」としては同じものを感じた。