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【海外ノマド高難易度!】モンゴルの大草原からリモートワーク!
こんにちは。世界中からデジタル遊牧民生活を送っているさり柴と申します。今回は夏のモンゴルの大草原から2週間のデジタル遊牧民をした感想を書きます。
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ノマド=遊牧民であれば、実際のモンゴル遊牧民の生活を知らずして名乗ることはできない。街から遠く離れたモンゴルの大草原でも働いてこそ本物(?)のデジタル遊牧民です!
ノマド難易度
★★★★★
詰みまくり、むずかしい
結論
モンゴル大草原からの仕事はトラブル多発で結構きびしかったです。
・停電
・電波障害
・携帯のデータ容量
停電について
たまたま年一回程度の計画的な停電だそうなので、予測できていれば回避できたかもしれません。大事なミーティングがある時はやめた方が良いでしょう。電波障害について
電波がつながりますが、停電に伴い障害が起きました。
複数の携帯会社と契約しておけば備えにはなります。携帯のデータ容量
モンゴルの現状は、基本的にWifiがイマイチなのでデザリング頼りです。
データ容量を追加するために街まで出たので、往復50ドルの料金がかかりました。
持ち物
モンゴルのSIMと生活に必要なもの全て
何かを買える場所はない上に、アメニティはつかないので、必要なもの全てを持っていく必要があります。データ容量のことを考え、SIMはなるべく大容量のものを契約しましょう。
滞在したゲル
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いわゆるツーリストゲルですが、よくあるゲル風の建物などではなく本物の伝統的なゲルで、遊牧民気分を体験できます。
トイレやシャワーは綺麗で問題ありません。2023年8月現在、ドライヤーとボディソープはありました。
ゲルを快適に保つための工夫
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・雨の日は屋根にカバーをします。
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・ストーブをつけると暖かい
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このように一つの建物でも気候に合わせて変化できるので大変便利です。
伝統的に使われているには理由がありますね。
もちろんゲルはモンゴルでまだまだ現役で、さまざまな場所で使われています。
しかし滞在中は雨漏りで床が水びたしになったこともありました…。
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よくあることだそうで、雨が降っている日は雨漏りに気をつけましょう。
すぐ近くに馬もいるので乗馬も出来ます。
夏休みの小学生くらいの男の子が馬に乗せてくれました。
早いタイプの乗馬ではなく、ゆっくりとした乗馬です。
洗濯物は、手洗いすると水を消費してしまうので宿の人に頼みます。宿の子供たちが洗濯物を干してたたんでくれました。
このあたりの子は小さな頃から家業を手伝い真面目に働いています。
私は企業に所属して働くような経験しかないので、小さな頃からどうやって働き生活していくかを自分の身で学んでいる子供たちを尊敬。
食べ物
このツーリストゲルでのご飯は全く問題なし。
どれを頼んでも美味しくて驚きます。
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モンゴルの羊のお粥、Mongolian cream soupが特に美味しくて気に入りました。
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飲み物は宿にジュースやビールなどがあるので都度注文します。
朝ご飯はこんな感じ。モンゴルのヨーグルトやバターは最高に美味しいです!
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レストランは建物になっており、中には弱いですがWifiもあります。しかし非常に弱いので基本は常にSIMをデザリングして仕事をすることになるでしょう。電波は通信障害などがなければ4Gが問題なくつながります。
ちなみに本物の遊牧民は、電気をソーラーパネルで発電しています。
しかし冬には電気が足りなくなり、蝋燭で過ごすこともあるそう。
注意点
近くには歩いて行けるお店が一軒もありません。タオルはありますが、基本必要なものは全て持っていきましょう。
オーナーは英語を話せるので、頼めば買い物に連れて行ってくれます。
交通費は往復50ドルです。
あと細かいことを言えばシャワーの温度が足りないこともあります。
夜は寒くなるので日があるうちにシャワーをするのがおすすめ。
まとめ
基本的に停電した時に取れる対策がほぼないので、難易度は高めでした。
街も遠いので電波障害時に電波が入るところに移動するということも難しいです。
停電&電波障害のあった日にはミーティングがあったのでものすごく焦りました。
最終的に別な携帯会社と契約しており電波がつながるという人を探してきてデザリングをさせてもらうという手段を取り、なんとかミーティングをしました。複数のSIMを取れば対策できるかもしれません。
停電や電波障害、データ容量がなくなることがなければ、大草原からのデジタル遊牧民生活は気分も爽やかに切り替わるのでおすすめです!
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勇気がある方は是非大草原ノマドワークにチャレンジしてみてください。