話し合うって何を話し合うの⁉︎
世間は連休。
本当ならば、夏休みの連休だなんてテンションMAXに楽しい存在のはずだが。
私にとっては憂鬱極まりない連休のスタート……
なぜなら……
「この連休中(日曜か月曜)、家に戻るから話し合いをしよう」
と夫から連絡が来たのである。
もう話し合いから逃げ続けるわけにもいかないので話し合いに承諾したのはいいが、せめて日時くらいはっきり決めて欲しいところ。
私:日時をはっきり言ってくれると助かるんだけど?
夫:仕事の合間に時間作るから何時になるかわからない
……はいはい。
この姿勢に夫のすべてが現れているなと思い、もう言うのを諦めた。
そして日曜日ももう夜。
こりゃ明日ですな。今日はもうないな。
さて、夫からの話し合いの申し出について、娘と作戦会議。
娘
そもそも何の話し合いをするの?
父の決意表明を聞かされるだけでしょう?
母が言いたいことは何?
私たちの暮らしはどうなる?母はどうしたい?
もはや私のメンターである達観娘が、念入りに事前準備と想定問答に取り組んでくれている。
娘
離婚以外の選択肢がある場合の話し合いと離婚しかない場合の話し合いは全然違うよね。
確かに、おっしゃる通りっす。
娘
そして、今回は離婚しかない場合だと思ってて良いのよね?
え?たぶん。そうなんじゃないの?
私では夫の真意はわからないところであるが、たぶん離婚まっしぐらでしょう。
突然だけど、このオリンピックの真っ只中、我が家のケーブルテレビが映らなくなった。
私が暮らす九州の片田舎では、民放チャンネルが少なすぎて、ケーブルテレビを契約するのが一般的である。
我が家も長年契約しており、ケーブルテレビのおかげで民放が全チャンネル観られる状態だった。
しかし、先週、多分8月2日くらいからTVが映らなくなっていることに気が付いた。(気づくのが遅かっただけかもしれないが)
普段、そんなにTVは観ないし、どっちかというとNetflixや prime videoで見たい作品は一気観するからどうでも良いんだけど、さすがにこのオリンピックの時期にチャンネル視聴権を奪われるという攻撃にはダメージを受けた。
配線がおかしくなったかな?とか、機器関係の不具合かなって、娘と女2人で色々試したけど解決しない。
娘:父が契約解除したんじゃない??
え?そうなの?そんなことする?
そうなのかな?だとしたら陰湿だな。まじで。
ちょっとがっかり。いや、かなりガッカリ。
ケーブルテレビの解約は、もしかすると夫からの攻撃の第一手に過ぎないのかもしれない。
次なる攻撃はなんだろうか?
電気?水道?
ライフライン攻めからしかけてくるのか?
水攻めされる戦国武将の気持ちである。
上等だ。受けて立とう。
といって、ケンカ腰になるわけではないけど、そういう論点も話し合いに含まれるのだろうと臨戦態勢で覚悟する。
娘:とりあえず父に確認したいよね。なんで離婚したいのか。
おお、娘よ、あなたはいつだって冷静なのね。ありがとう。
しょっぱな、その核心に迫るとして、その返答次第では私のメンタルが話し合いの最後まで持たないかもしれない。不安しかない。
娘:母の気持ちはわかったから、とにかくちゃんと話をしよう。未来のために。
おお、神様。本当に娘を授けてくれてありがとうございます。
情けない母ゆえ、しっかりした達観娘、ここにあり。
さ、明日はいよいよ、決戦の時。
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