5歳児の発達のポイント
⇧インスタライブ&YouTubeをどうぞ
いろんな話題で、もう48回となりました。
誰にも相談できない、と密かに悩んでいる人にも、
へえ、発達っていろんな話と繋がっているのね、と気軽な人にも、
どちらにも活用してもらえると思います。
5歳児。年長さんにもなると、きらきら眩しいほどの逞しさに満ちています。
役割意識、というのかな。
自分が周りのためにできること、に気づいて、それを素直に行動するところ。
その姿勢が、なんとも素敵。
さて、言葉の面でのポイントは、会話です。
同世代の子ども同士の会話が上手になる。
少人数での会話ができる力は、4歳児ごろから育っています。
少人数というのは、3人以上。
そう、大人でも、これ難しい人はいますよねw
一対一の会話はできても、3人以上になると疲れやすかったり。
会話ができる、そして楽しめるためには、どんな発達の力が必要でしょう?
例えば、
話題の共有ができること。
会話って、音声言語から想起したイメージをもとに、発展させていくもの。
自分の思い浮かんでいるイメージと、相手が思い浮かんでいるイメージが、ある程度同じかどうか、も影響しますよね。
目に見えない、形がない話題を、言葉を通してやり取りしてく作業。
それもかなりテンポ良くw
まだまだありますよ。
相手の話を聞いている端から、理解して、
かつ自分の中から出てくる考えや気持ちを捉えて、適切な言葉にして、
間合いを見て、話し始めるというw ひゃー忙しい
聞き手と話し手の交代がわかること
この交代のサインは、間合い、なんだよね。ちょっとした沈黙。
3人以上の会話が苦手な人は、この間合いが掴めない。
内容がひと段落つくことや、
言葉の終わりの「〜だよね」「〜ということ?」なども、交代のサインになる。
人との相違を楽しめること
相手の考えと、自分の考えが同じ時に嬉しいと思ったり、
違う時は、相手に興味を持ったりと、視点が広がる。
これらも、5歳児で既に獲得していきます。
すごいよね。
他に相手を意識した話し方として、
相手の情報量を推し量って、前置きの言葉を使える
例えば、「〜ちゃんという子がいてね」
「〜というお店があってね」と、自分は知っていても、相手が知らないであろうことを予測して、情報を補うやりとりを挟んだり。
ちゃんと、自分と相手との違いや、
相手の状況を推測する視点が育っている。
定型発達の年長さんって、ほんと知れば知るほどすごい。
これまでの経験を、一気に言葉として整理できる。
そして、言葉を思考に使える。
さて、インスタライブでは、だいたいこんな感じのことをお話しています。
専門用語は使わずに話せることが、私の得意技でもありますw
私がこうしてインスタライブをしたり、noteで200もの記事をあげてるのは、
子どもの育ちを、適切に見守れる大人が育ちますようにwとの思いと、
あとは、
過去の自分へのプレゼントだね。
小児の療育というお仕事を選んだものの、ほんとに何をどう勉強したらいいかわからず、手当たり次第に学んで苦しくもあった自分へのプレゼント、な気分です。
過去の私と同じような方に届いて、活用していただけたら、
そして感想をいただけたら嬉しいです。
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