4歳児の発達のポイント
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4歳児の発達。
年中さんともなれば、もうかなり頼り甲斐のある、お兄ちゃん/お姉ちゃんとして育ってきている時期。
3歳児のころの、自分のことを中心に表現していた時代に比べて、
4歳児には、周りを見る力が育ってきます。
全体の中での自分、の立ち位置を意識することが、でき始めます。
なので、
集団生活への適応がスムーズになってくる。
今は何の時間かを考えて動いたり、
これをしていいのか先生に聞いてみよう、としたり。
外から見た自分、客観的な目が育ち始めると、
少し待つことも、
予定や時間を意識することも、増えてくる。
立派ですよね。
さて、言語発達の面では、
簡単ななぞなぞができるようになったり、
園でしたことなど、過去の出来事の説明が詳しく話せるようになってきます。
子ども同士の会話が活発になってきます。
これらができるようになる、発達の背景は何か?
(私が学生さんへの授業でよくする問いかけですw)
いかがでしょう?
続きは、YouTubeにアップしていますので、どうぞw
発達って、つながりを持って変化していくので、面白いんです。
4歳児でこの力を発揮できるための土台づくりを、
3歳児で準備している。
準備、というのは、経験している、知っているということ。
例えば、
4歳児で「鼻が長い動物はなあに?」というなぞなぞがわかるためには、
動物、というカテゴリーに含まれるあれこれを、思い出すことが必要ですよね。
3歳児の頃に、「この中で、動物の仲間はどれかな?」と、絵カードやオモチャのフィギアなどを探しっこしたり、
1、2歳児の頃に、「これのお名前何かな?」「これと一緒のは、どれかな?」と、名前を知るやりとりや、マッチングの遊びをしたり。
その時期の発達段階で経験し、学ぶことが積み重なって、次の段階へと芽吹く力が自然と育ってきます。
先取りして、詰め込む必要はもちろんなくて、
身の回りのことに目をむけるよう促したり、気づきやすくなるよう働きかけたり、
そういった大人のサポートが大事だなと思います。
さて、次回は5歳児です。
取り上げてほしいキーワード、説明してほしい現象wがありましたら、ご連絡くださいねー。それでは。