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1月6日はガレット・デ・ロワの日
お正月がひと段落したこの頃に食べたくなるお菓子、それはガレット・デ・ロワ。
キリスト教の祝祭、エピファニー(公現祭)を祝って食べられるお菓子で、最近は日本のお菓子屋さんやパン屋さん等で販売されることも多くなりました。
エピファニーとは、キリストが生まれたことを知った東方の三賢者がキリストの元に辿り着き、贈り物をした日だという説があります。
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3年ほど前の写真
「王様のお菓子」という意味のあるこのガレットデロワの特徴は、なんと言ってもフェーヴ。
パイ生地とアーモンドプードルがメインのシンプルなお菓子なのですが、フランスではその中にフェーヴ(そら豆の意味も)と呼ばれる陶器の小さなオブジェを入れてから焼き上げるのです。
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フランス滞在中にはお菓子作りが好きなパートナーがパイシートを使ってガレットデロワを作ってくれました。(私は出番がないので食べる専門です!)
パイ生地の上に入れる模様はレイエと呼ばれ、月桂樹や麦の穂、太陽などのモチーフを表しているそう。
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この時はフランボワーズも入っていました
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(なんだったっけ…)
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おそらくお店の販促品として作られたのかも?
右のほうが普通サイズ
ガレットデロワの楽しみは、切り分けたケーキの中にフェーヴを見つけられるかどうか。
ガレットの中にフェーヴが入っていたら、その人はその日一日王様になれると共に、この1年の幸運が約束されるのだとか。
フランスのお菓子屋さんやスーパーで売られているガレットデロワを買うと、大抵紙でできた王冠もついてきます。家族や友人と一緒に、わいわい楽しく味わうお菓子のようです。
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フェーヴ集めもまたフランス人の楽しみのようで、友人宅にお邪魔するとフェーヴのコレクションを見せてもらえることが多いです。
私のパートナーも家族から譲ってもらったというフェーヴのコレクションを持っていて、毎年その中から選んでお菓子に使っています。
蚤の市でもよく出会うフェーヴ、ボタンと同様小さくて可愛いので、仕入れをしつつ個人的に少しずつコレクションもしています。
それもまた、別の機会にご紹介しますね!
そうそう、フランスでは陶器のフェーヴがお菓子の中に入れられた状態で普通に販売されているのですが、それだと日本では異物混入になってしまうためアーモンドなどに置き換えて入れられるそうです。
もし身近なお店などで見かけたら、この時期だけの特別なお菓子「Galette des Rois」、ぜひ試してみてくださいね♪