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動物福祉学入門

JMOOCで興味のある授業を受けたりしています。好きに学ぶことのできた学生時代、めちゃくちゃ贅沢だったのだなあと感じています(><)大人の言う、「勉強しておけばよかった」の意味を今まさに痛感しています、こういうことかあ〜(笑)

さてこの動物福祉学入門、私は何か動物を飼ったこともなければ、特別好きというわけでもなかったんです。だからこそ、「動物福祉学」という分野、触れたことももちろん、考えたことすらなかったのです。ああ知らないこと、やっぱりたくさんあるんだなあと思って受けてみることにしました。

・動物福祉の観点から言うと、安楽死は必ずしも否定されるものではないこと

・動物虐待の中にも消極的虐待という無意識の内に(むしろ良かれと思って)恐怖やストレスを与えてしまうものがあり、それは子どもの育児虐待にも似ているものがあること

・宗教は土地ごとの生活様式と結びつきがあるので、動物の扱いも宗教ごとに様々であること

・SDGsでは、動物福祉は人間福祉と一体で取り組むべきと考えられていること

・動物愛護という言葉は愛という人の心が入ってしまう故に欧米の動物福祉とは異なる意味合いを持ってしまうということ

・動物の愛護及び管理に関する法律には、儒教、神道、仏教の思想が入っていること

・動物愛護週間は秋の彼岸なので仏教と結び付きがあること

・社会的遊戯行動という遊びながらその集団の中での優劣関係を学習する行動があり、模擬闘争が行われることがあること

・伴侶動物は販売のために、母子兄弟と早期分離してしまうと、成長してから吠え癖や噛み癖が生じやすくなるということ

・実験動物福祉を無視した研究成果は一流科学ジャーナルでは採用されなくなっていること

等々を学びました。

動物福祉を考えるということは、動物と人間の関わりや関係性を考えるということ、という言葉にはなるほどと思いました。あまり関わりがないつもりでいても、使用する化粧品や薬は動物実験の元製品化されている可能性は大いにあるし、水族館や動物園にだって行きます。関係性を無視してはならないな、と感じます。これからも知り続けたいなあと思います。


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