私が泣かされたお話
前の投稿でも書いたように、私の周りには本当に優しい人がたくさんいるんです。
今日はそんな人たちに泣かされたお話をします。
それは出国前日のこと。
「咲和ちゃん!今どこにいいる?」
突然友達から電話がかかってきた。
「え?家やけど…」
「ちょっと渡さないといけないものあったと忘れとって!今から会えん?」
「わかった!じゃあ駅に行くね」
私はこの時、「なんか貸してたものでもあったっけ?」なんて考えていました。
駅に着くと私を待っている友達。
「あ!さわちゃん!これ!!」
それと同時に差し出された、茶色い封筒。
「なにこれ。開けていいの?」
そういって開けてみると、大好きな同級生たちからの応援メッセージでした。
「学校終わって渡そうと思ったけど、咲和ちゃん見つけられなくて〜💦 今になってごめんね💦」
なんて、友達が言ってたけど、そんなことより目の前の光景が信じられなくて。
びっくりしすぎて、気づいたら泣いていました。
本音を言うと、みんなが受験勉強を頑張っている中で、私だけやりたいことをすることに後ろめたさがありました。きっと私のことをよく思っていない人もいるんじゃないか… そう思ったことも多々ありました。
だからこのメッセージカードを見た時、たくさんの同級生からの暖かいメッセージが詰まっていて、言葉に表せないくらい素敵な気持ちになったんです。
私の周りが暖かい何かで包まれたみたいな、幸せな気持ち。
人生初のサプライズ。改めて、周りの存在の暖かさ、大きさに気付けました。
そして、これはお母さんの話。
「もうすぐ羽田出るよ〜!」
「いってらっしゃい、気をつけてね。」
そんなメッセージのやり取りをして、搭乗してスマホの電源を切ろうとした、その時。
ピロン♪
着信音。
見てみるとお母さんから。
「咲和は、母の自慢の娘です。」
そんな言葉から始まった、長文メッセージ。
ワクワクしていた機内で、急に号泣してしまいました。
私はいつも頑固で、やると決めたら勝手にいろいろ進めて、散々わがまま言って、いっつも迷惑かけちゃう。だけど、お母さんは最初は反対していても、いつも最後にはいっぱい応援してくれる、私の一番のサポーター。
やっぱり、お母さん大好きだなって。
いつまでも大好きだな〜って。
私のお母さん。自慢のお母さんです。
世界一だよ。いつも私のためにご飯作ってくれるし、塾の送り迎えもしてくれるし、どこどこに行きたい!!!なになにしたい!!!ってわがままも聞いてくれて。お金のかかる娘だし、怠け者だし、わがまま娘だけど、小さい時から(クソガキの時から)真っ正面から怒るときは怒って、夜寝るときはぎゅーーーーって抱きしめてくれて、暖かいお母さんが大好きです。
わー、ここでお母さんに感謝するなんて。ちゃんと伝えなきゃね☺️
そんな暖かさを感じながら、私の旅は始まったのでした♪