知人がLINEを消した話
「〇〇が退室しました」
知人がグループLINEを抜けていた。
個人チャットからも消えている。
アカウントそのものを消したということがわかる。
スマホ機種変して、引き継ぎが上手くいかなかっただけかもしれない。
アカウント作り直すのかもしれない。
だけど、独りになろうとしていたら。
消えようとしていたら。
少なくとも私がLINEを意図して消すならその時だ。
心配でその日は仕事が手につかなかった。
LINE以外の連絡手段を私は知らない。
夜、共通の知人から生存確認とれたと連絡があって心底ほっとした。
後日その知人たちと集まった帰り、同じ電車になりLINE消した日のことを聞いた
色々なプレッシャーに押し潰されて、LINE消そう、と思ったらしい。
それから親御さんが電話してきたり、心配した友達が家を訪ねたりしてきたそう
それだけ、心配してくれる人達がいる
わたしが同じことをしても…
今はほとんど友達とは連絡をとっていない
愚痴るだけ愚痴って、泣いて迷惑かけるだけだからなあ
子どもの頃からの親友ですら、明らかに困った顔をした
そりゃそうだ
もう会うのやめようと思った。
うつのことは数名の友人知人には話をした
休んだ方がいい、カウンセリング受けた方がいい、病院変えたら?とか
色々助言をくれるけど、本当の奥底の辛さは
誰も分かるわけない
死ぬ前に会いたい人は何人かいる
ただ、できれば精神安定した時に会いたい
もう、やりたいことは特にない
楽になりたい
知人はLINE消した瞬間はふっと楽になったみたい
わたしは大切だった人とのつながりを切るとき、とても辛かった(だから鬱になってんだけど)
わたしは人脈も人望もないので、会いたい人には自分から連絡しなきゃ会えることはない
もう恋も友情も、片想いは辛い。