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Prior Preparedness Prevents Poor Performance

定年後、北海道と台湾を行ったり来たりするデジタルノマド生活を考えている。そのために準備しておく5つのP

Piano

指を使うし、ボケ防止。1年に1曲引けるようになればいいな。でも、次から次と忘れるんだろうな。

Python

学会発表などの統計解析ではRを使うことが多かったが、株式投資、NLA、ネットワーク分析、GIS、機械学習、AIなどやってみたいことを考えると、やっぱりPythonのほうが汎用性がありますし、来年は巳年で、年男ですから。

Pǔtōnghuà

英語でさえ中学校以来ずっとやってきて全然身につかないのに、にわかに中国語を始めて大丈夫?と確かに思う。目標は中国語のマスターではない。漢字をはじめ、四字熟語、漢詩、四書五経等、日本人の精神を形作った柱の一つが中国文明であることは否めない。日本のみならず、朝鮮半島、ベトナムなど漢字文化圏におけるラテン語の地位を占める言語である。その学習を通じて日本文化を振り返るきっかけにしたいことが1つ。もう一つは、台湾の方々とカタコトでも相手の言葉でコミュニケーションを取れればいいなという願望である。台湾で話される中国語という意味では、「國語」の他に、台湾語、客家語などがあるが、中華文化圏では、やはり数の論理で「普通話」を教育に採用している場合が多いらしい。現実的なのは、「國語」を意識して "Pǔtōnghuà" を学ぶことであろう。スペイン語を学ぶとき、アルゼンチンが好きだからといって、リオプラテンセ・スペイン語を学ぶことが少ないのと同じこと。沖縄に住みたい外国人が事前準備する場合、琉球語ではなく標準日本語を学ぶであろうことと同じことである。

Philosophy

最大の懸念は、台湾の地政学的リスク。しかし、それは自分の圏外である。
いつも平静の心でいるために、ストア哲学を身に付けたい。しかし、それに執着することはなく、せいぜいエピクテトスをときに読み返し、自分の経験や他の哲学をブリコラージュして、My Philosophyを作っていくのが、ちょうどよい哲学との付き合い方なのだろうと最近思うようになっている。

台湾のもとIT大臣、唐鳳さんは老子の「道徳経」を素地に、西洋哲学、東洋哲学拘らずに、使えるものをブリコラージュして利用しているようです。

Pop!_OS

時々、突然Googleが「止〜めた」と言い始めたときのことを考える。Google Readerなんか素晴らしいサービスだったのに、放り投げた前科がある。一番最初に買ったパソコンは、一太郎とLotus 123がインストールされていたMS-DOSマシンだったから、OSにしても、ソフトウェアにしても、儚いものであることは身に沁みている。だからこそ、頑健なOSSのスキルを身に着けておきたい。そこで目をつけているのが、System76 社のノートPCである。独自のLinuxディストリビューション Pop!_OS をプリインストールしており、拡張性も高い。社名の数字76は、アメリカ独立の1776年のことで、それを社名に入れていることに企業としての哲学を感じる。まずは、ハードとOSの哲学なき企業製品からの独立、次に唐鳳さんの個人的OSSリストに倣ってOSSを導入し、最終的にはGAFAからの独立を果たせればいいなと考えている。

A very special personal FOSS stack by Audrey Tang


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