20200727

おてんきになって　
シーツを乾かしてください

空に向かって
なんとも不純なお願いをしていた

ポツポツ降ってきては取り込み
また雨が上がればシーツを干すを
幾度と繰り返した

おかげで

ソラ

リュウ

ワタシ

との

対話が面白かった

こんな雨が降ったり止んだり
不安定なてんきなのに

どうしても
洗濯したかった

最近ジメジメしていて
わたしの血が
虫さんたちの御馳走になっている
上半身ポコポコ隆起して
お山みたいになっている
滞りを吸ってくれているのかもしれない
きっと

シーツを洗う前にも
対話すればよかったのだけれど

ベランダと外

二箇所にそれぞれ種を蒔いた

しゃもじ小松菜
ラディッシュ
日野菜かぶ

コンクリートと土の違いなの、、
陽のヒカリが当たる加減なのかしら

育ちがちがう

環境がちがうから
ちがうのかしら
わたしがそうみているから
そうなのかしら

ソラから
大地を叩くように降るミズ

逞しく育つ植物たち

朽ちてしまっても

それでも

如何なる環境でも

根を張り

育ってゆく

朽ちゆく

あるがままの姿は

うつくしい

みえてきたのは

晴れ間

蝉のコエ

ありがとう