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ハイパーゲーム大会日記
2024年3月16日、17日にKアリーナで開催されたハイパーゲーム大会を観に行ったので日記というか吐露。
まず、2023年の第一回のときはSS席かS席が取れたら行く、A席なら行かない、ときっぱり決めており、当たらなかったので家で観た。それでもとても楽しかったし、豪華な出演者にドラマのような展開と盛り上がりで、またあったら次こそは行きたいなと思っていたら、まさかの翌年にも開催。しかも「もう二度とや
【映画】ボーはおそれている、ボーじゃないけどおそれている
アリアスター監督の新作、「ボーはおそれている」を観た。とりあえず2回観た。
一回目はジャパンプレミアの日本最速上映の試写会で、監督の舞台挨拶付きで。
二回目は一般公開後、重い腰をあげて。
アリアスター監督の作品だから、アリアスター監督を一目観てみたかったから、そのくらいの理由で先行上映に行った。ちなみにチケットは二分くらいで完売したらしい。ミッドサマーが日本で流行りすぎ、愛されすぎたのが効いた
【SS】此処にいなさい
ある日突然、「此処にいなさい」と言われて全てが始まったように思う。決して自ら来たわけではない。紐を繋がれて、此処の制限の範囲で、なんかしてることだけを許される。強く制御されている。
此処ではないところに行くことはできるようだけれども、そうすると此処には戻れない。この理不尽さに耐えかねて、此処にいなさい、と言われた意味を考えては、此処に来なければ辛いことも苦しいこともなかったのに、と嘆くこともあ
「性格が悪い!」と言われながら、私はあなたを呪い続ける
今月2回程、友人宅でボドゲをやる会が開かれた。
もともと付き合いが長く、定期的にオンラインで、ときにはオフラインで、雪山人狼やらボドゲやらいろんなもので遊んでいた大学時代の友人らで、ゲームが好きなメンバー。
その中の一人が、大学時代やってとてつもなくハマった経験がある「ドミニオン」をやりたい、と言って、気づいたらスターターセットプラスアルファを買い揃え、500枚を超えるゲームカードをスリーブに
こちらではしばらくぶりです。ブログ更新で今年一年の話を軽く。
http://shimodoro.hatenablog.com/entry/2020/12/28/184114
【読書感想文】を詰め合わせて読書欲がかきたてられればいいな
本を一冊読んだ後、本当であれば、少し時間を置いて噛み砕くのが良いような気はしている。しかし、一応自分の中での約束として、読後はまっさきに、とりあえず短く文章で「読書メーター」に感想を残しておくというのを、多分10年近く続けてきた。
いつぞやは年間100冊読んでいたこともあったけれど、近年は本を読む時間が明らかに減ってしまったし、読む速度もやたら遅くなってしまっているので、自分がもっと本を読みたく
【140文字SS×3】「炬燵」「ドーナッツ」「リセット」
「炬燵」
おばあちゃん家の掘り炬燵から落ちる夢をみたことがある。落下した先は柔らかい床で、見上げると、「天井に窄んだ口みたいに小さな穴があって、袋のような形に広がってる」頷き、はっとして振り向くと父は真顔で、何処か遠くを見たままぽつりと呟いた。「知恵袋って、知ってるか?」
「ドーナッツ」
ドーナッツの真ん中を食べれば幸せになれるという噂を信じて、近所の揚げ物屋のおばちゃんに詰め寄った。おばち
【小説】あいまいみー、えーちゃん
< あいまいみー、えーちゃん >
あまりよく覚えていないし、思い出す必要もない。しかしこれは私の少しの欲望が、記録をまねいてしまうので、話す。
あみこのことは、イニシャルがAなので、えーちゃん、と呼んでいた。
いや、厳密にはイニシャルだけの話じゃなくって、「あみこって名前さ、なんかどうしても網を連想するじゃない。なんかエリカとかエリザベスとか、そういうお嬢様っぽい名前が良かったなあ」と言うので、
【小説】毎日雷で一人死ぬ街の話(仮)
私の町では必ず毎日一人が死ぬ。一人以上が死んでる日もあるのだろうけど、一人は確実に死ぬので、そういう言い方になる。
とりあえず、毎日必ず誰か一人が雷にうたれて死んでしまう。それがこの町の、普遍でないが、不変なことだ。
雷はあまりにも至るところに、確実に一人の命を狙って落ちる。その狙いはあまりにも正確すぎて、スナイパーのように一人の命だけを奪う。一方で、周囲のものや無生物には何ら影響を及ぼさ
【140文字SS×3】「かすかに」「古」「現代病」
「かすかに」
バレンタインの夜。耳の後ろからかすかに聞こえた寝息に、驚いて飛び起きた。しかし隣を見ても、寝息の主はいない。たまに連れて帰ってきてしまう体質であるのは自覚があったが、こんな日に限って、と吐き捨てた。どうせなら、異性でヨロシクしたかった。しかし、その寝息はどう考えても男物なのだ。
「古」
母は古いものをとことん大事にする性質だった。ぼろぼろになった包丁は毎日のように研いでいたし、洗