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#04 縦×横=濃度

みなさまこんにちは。さらいです。
OMO3浅草のある浅草は、大半の東京のガイドブックに載っている一大観光地で、たくさんのホテルが存在します。
そしてOMO3浅草と他施設の差別化ポイントの一つが、
浅草にこだわったアクティビティです(弊社他施設・他ブランドもそうですが)。

私はこのアクティビティ開発をOMO3浅草で担当しており、いつも大事にしていることがあります。
それがタイトルの「縦×横=濃度」です。
縦は時間軸で、横は空間軸を表します。
この2つは目新しい概念などではありませんが、
特に歴史ある地域でのアクティビティ開発には欠くべからざるものだと思っています。

ただ絵にしただけですが…

ここでは横の「空間軸」をお客様やOMO3浅草を中心に横へ広がっていく「今の自分が知っている世界」としています。
一方の縦の「時間軸」は、過去~現在~未来の「自分以外の存在を含めた時間のつながり」とします。
この二つの軸を常に意識して作られたアクティビティは体験の内容が濃くなり、楽しんでいただけると考えています。
一例がこちら。

遅くても午前6:30開始!となかなかな時間に開催するOMOレンジャーのガイドツアー、「粋だねぇ、明けの浅草さんぽ」です。
説明にもありますが、
「浅草寺や浅草神社と、街の人との繋がりを知り、浅草っ子ならではの粋を感じることで、
観光地としてだけではない知られざる浅草の一面にふれられ」るのがこのツアー。
西暦628年から続く浅草の様々なエピソードや、
ツアーのタイトルにもなっている粋とは何なのか、
江戸っ子と浅草っ子となぜ呼び分けているのか、なんてこともOMO3浅草流の解釈でお話ししながら歩きます。

浅草神社

ちなみに冒頭の浅草寺と上の浅草神社の写真はこのツアー開催時間帯の境内の様子です。
ごったがえす日中とは全く違う、ゆったりとした時間の流れる浅草寺を味わえます。

1時間という限られた時間ではありますが、
浅草寺と浅草神社と浅草っ子のみなさまのつながり、それらによって支えられた街の発展を知ることで、
今浅草を歩いている自分が浅草の長い歴史(時間)の一端に確かに存在するという繋がりを感じられ、
そして自分が知らなかった浅草の姿を知り、より地域(空間)を広く深く楽しめる内容になっているので、
ぜひこれを読んでくださっている皆さまに体験いただきたいです!

また、私はアクティビティ開発担当者とは言っているものの、
このツアーは実は浅草っ子の皆さまも一緒に作ってくれているのが面白いところです。
これを書くと長くなりすぎてしまうので次回にしたいと思いますが、
縦と横にこだわっているOMO3浅草のアクティビティ、ぜひご参加くださいませ!

次回も気が向いた時に、お付き合いください。

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