#6 お腹ピーピー鎌倉1dayトリップ
そうだ、鎌倉行こう。
ある朝思い立ちました。ほんのすこーしだけ体調が良くなってきた私は、このままニート生活をするのが不安になってきたのです。みんなが頑張ってるのに、私だけ特に何もせずに家にいていいのかな?もう会社もないんだし、やりたいと思ってたことやるの今じゃない?よし、前から行きたかった鎌倉に行こう!
早朝のうちに絶対行きたい場所を2箇所だけピックアップしました。(調べておかないと不安)
子どもたちが学校に出掛けたあと、そそくさとリュックに荷物を詰めます。
日焼け止めと水筒、小さめのおにぎり1つとちょっぴりのおやつに汗拭きタオル、スマホと財布。
サングラスに帽子を被って準備完了。行ってきます!
逗子行きのJR横須賀線
通勤時間帯に、通勤とは逆方向のホームへ。若干の背徳感みたいなものがありドキドキします。平日とはいえ、若者やシニア世代、外国人など色んな人がいて空いているというほどではありませんでした。でもあのぎゅうぎゅうの大井町線とは全く違います。何より乗客の顔が死んでいない。
紫陽花が終わりかけの時期でしたが、北鎌倉に着くと急に人が増え、明月院は開門から行列が出来ていました。並んでいると汗がダラダラと垂れてきます。暑い…6月の暑さを見くびったかな。若干クラクラするけれど、近くにいた可愛い外国人の女の子に写真を撮ってもらい、なんとか明月院を堪能しました。
まだ食欲が回復しておらず、コンビニのおにぎりも完食出来るか怪しい感じだったので、昼ごはんは座れる場所を探して、家から持参したミニおにぎりを食べました。
次のお目当てはカフェです。江ノ電に乗換えて長谷駅へ。江ノ電は観光客で通勤ラッシュ並の混雑でした。インバウンドすごいな。
この辺りは、ドラマ『最後から二番目の恋』や映画『海街diary』の舞台となった場所です。以前家族と来たときは子どもが小さくて全くゆっくりできなかったので、再チャレンジしたかったのです。
ネバーエンディングチーズケーキ
サカノシタはレトロな内装の可愛いカフェでした。看板にはアフタヌーンティーのケーキスタンドみたいなのに載っているオシャレなパンケーキの絵。
店員さんにお声がけして、お店の中の写真を撮らせていただきました。可愛い、可愛い、可愛い。
さて、ここで一つ問題があります。
全く食欲がないのです。なんならさっき食べたミニおにぎりのせいで若干お腹が痛い。当然、立派なパンケーキを食べられる余裕はなく、でもここまで来てアイスコーヒーだけって言うのもなぁ、と迷いに迷って、一番小さそうなバスクチーズケーキとカフェラテを注文しました。
とっても美味しいチーズケーキだったと思います、健康だったら。でも私にとってはコストコのホールケーキを一人で食べるくらいのボリュームでした。2ミリくらいずつフォークでこそげ取りながら食べるも永遠に減らない…
とうとう最後までは食べられませんでした。サカノシタさんごめんなさい。
カフェでお手洗いを三回くらい借りて、帰路に着きます。
御霊神社と成就院、そして極楽寺も一応見たいリストに入れていましたが、もうヘトヘトでした。
その日は結局夜まで何も食べられず。
何かしたいと焦ってしまったけど、思ったより私の体は弱っている。
ああ、療養しなきゃいけないんだな、無理をしたり焦ってはダメなんだ。
頑張って行動したけど、自分の現状を思い知らされる1日となりました。
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いいんですか?シュークリーム買っちゃいます。クリエーションには糖分が必要でして…。