題名 「伝える言葉」
あの日の若さが心に胸を打つ
笑って泣きながら
ただがむしゃらに駆け抜け
飛び回っていた遠い日が
自分の目の前を
横切るように通り過ぎていく。
そして去り際にこちらを振り向き
ありがとうと告げる自分の口元を見た。
いろんな糸を辿りあの日の自分が
今の自分へ繋げた言葉。
振り返る心には
数えきれぬ記憶が甦り
その溢れる波が寄せ返す。
今と混在する思いは生きている証。
いろんなものを抱えて背負い
ここまで生きてきた。
フィルムのように流れる過去が
心へ映り思い出す度に
この一言を伝えたくなる。
今度はいつかの自分へ
ありがとうの言葉を届けるために
これからも自分を大切に生きていく。
紗羅
過去の積み重ねが今の自分を作り
今の自分が未来の自分へ繋がる。
「ありがとう」
自分の背を押し心を押すように
この言葉を自分へ伝えます。
気合いを入れるように言葉も
時には使いますが
心だけが先行してしまうと
衝突したり疲れることも多々あるので
心を落ち着かせ
優しさに溢れて
笑顔も必要
心と乖離することなく
前へ進んでいきたい。
そんな思いを込めて
これからも届けていきます。
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