題名 「時代の流れ」
人は時の群れと共に生き
流れゆく時には逆らえず
降り立った地の元
変わり変わらぬままで
今の自分を生き抜く。
存在する僅かな人の姿
温もりと冷たさを胸に
ただ懸命で必死な眼差しと
人である心と向き合い
激動の渦へ身を置き
波に揺られている。
崩れゆく時代
堰き止める時代
この狭間は切迫する息遣い
皆の願いが込められ
さまざまな思いが飛び交う。
知らぬ過去と
まだ見ぬ未来や
巡ってきた今も
解放と安らぎに満ちた安堵を求め
こころひとつに夢伝い
儚き道を切に思う。
紗羅
今日は正午にサイレンが鳴り
平和祈念を思い1分間の黙祷。
昭和20年8月15日
今から79年前。
そこから高度経済成長を迎え
バブル経済が訪れ
そして崩壊
失われた30年の文字と現実。
自分が知らない時代
携わってきた時代
そしてこれからの時代
さらに目まぐるしく
動いていくだろうと思い
5年後、10年後と…
変わらぬままでいられるのかは未知であり
危機感すら思う今の世
自分に出来ることなんて何もなく
今の自分をしっかりと生きることくらい。
不安要素を多々抱えている中
平和や平穏を願う毎日です。