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題名 「願いと叫び」
心の中にあるナイフを
奥へしまって
今一度地を見つめよう。
諦め隠そうとした思いを
ここから引き上げ
後悔と言う名の言葉を置き
この場へ埋め込むように刻んで
約束の言葉を交わしたら
前を向き歩いていく。
自分を狙う自分と言う魔物
心の線はギリギリを辿り
そこへ追い込まれた時
この心はストレートに叫びを上げる。
いつだって願いの中を進み
受けた傷を癒すように
短き道と共にある自分を奮い起こす。
光と闇が隣り合わさる人生は
葛藤する日々の連続
それが定めだと
振り下ろすのは酷であっても
この現実を振り払って
叫ぶように願いを届けたい。
紗羅
一人しか居ない自分。
姿や形
生まれ立つ環境
自分の状態
選ぶことは出来ずに
生きる道が始まっていく。
変えられない現実があり
どう頑張っても及ばないこともある。
それに人は悩み
不安や不満を抱え
怒りを知り
涙を流したりしながら
分かっていても
つい考えてしまう。
そんな自分に揺れ動き
人は言葉を使い
文字を広げて
心の叫びを訴え
発したものに
自分の願いが込められ
心を繋げる思いになっていく。
生きる道へ
心の曇りに晴れ間を送り
生まれ変わるため雨を降らせ
一変するよう風を吹かせたいと
人は叫ぶように願うのだろう。
こうやってnoteに詩を書くのは
そんな思いの一つです。