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題名 「冬の時音」

巡る季節は足早に
スピードを上げたら
この季節へ辿り着く。
しばしの停滞
冬の音がゆっくりと鳴り響き
冷たい風は吹きながら
さり気なく当たる頬に
木枯らしが舞い降りる。
師走を手前に
駆け出す時刻は
冬めくこの地へ溶け込み
時の流れを受け入れたら
この空が澄み渡り
白く吐き出す息は冬の証。
歩く道半ば
悴んでくる手を見つめ
冬の訪れが残される。

         紗羅 

仕事時の朝散歩は6時前スタート。

夏時期は5時30分頃に家を出ていたけど
今はその時間だとまだ真っ暗だから

足元が少し見える6時頃
様子を見ながら外に出る。

外気へ触れると
肌感は師走が近づいて来たと思い

朝の静寂さと澄んだ空
遠く山向こうに見えるオレンジ色の光

寒さと格闘しながらも
冬の朝焼けを見ると気持ちが落ち着く。

天気が良い日は家に着く頃
明るくなっているけど
雨や曇りの日は終始真っ暗

腕に巻く光るプロテクターが
必要になってきたから新しいのを購入。

他に歩いている方は
光るタスキをかけていたり
懐中電灯を持っていたり

犬の散歩だと
首に光るリングが付いていたりと
遠くからでも良く見え

暗いと自分も危ないけど 
走っている車やバイクに知らせるため
分かるようにしている。

今からまだ寒くなり来月に入ると
早朝の気温はマイナスになる。

芯まで寒さが届くけど
無風であれば案外平気で
しばらく歩くと身体は慣れていく。

ただ風が強い日は身体に堪え
散歩へ行くのを断念する日もあるから

強風の吹く日が少ないことを願い
今年の冬散歩が始まります。

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