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題名 「秋夜の向こう」

淋しげな秋の夜風に
心が包まれていく。
少し冷たく切なさを感じる今宵の刻
それでも心はこの夜に触れたくなる。
何かを思い深く感じながら
今は心を寄せて浸りたい。
静かに揺れる夜と
秋の香りが一面に広がり
ゆっくりと流れゆく秋を
この心は追いかけていく。
秋の夜空を見つめたまま
自分の心は刻を止め
ただ側に寄り添う。
いろんな思いをくぐり抜け
今日を生き抜き流れ着いた
心穏やかな空。
終わりゆく今日と言う日を
秋夜の空が優しく囁き
深い夜へと自分を運んでいく。

               紗羅

お仕事を終えて外へ出ると
秋の空気を切に感じます。

時が冬へと向かっているので
外はすっかり夜になり

秋が深まっていくのを感じながら
空を見上げてひと息。

もう少し夜が深まっていくと
静寂な空を感じることができ
心を寄せていきたいので

またお休み前に
秋夜の空を見つめて
今日1日を終えたいと思います。

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