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【11/14開催】企業向けセミナー「誰もあきらめない職場を作るには ~LGBTと職場環境を考える 」 

 オンラインフォーラム第3回目は「誰もあきらめない職場を作るには ~LGBTと職場環境を考える」をテーマに講師福嶋剛さんにご登壇いただきます。
 講演に先駆けて、福嶋さんにインタビューを行いました。
 
■福嶋さんのプロフィール
外資系コンサルティングファームにおいて人事組織コンサルティングに従事。ゲイでありアライ。2019年SNSを通して友人にゲイであることをカミングアウト。LGBTQを軸にマイノリティ/マジョリティ関係なく一人ひとりが自分らしく働ける・生きられる組織・社会を目指して啓発活動を行う。



↓セミナーの詳細はこちら↓
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企業向けセミナー「誰もあきらめない職場を作るには ~LGBTと職場環境を考える」
講師:福嶋 剛さん
日時:11月14日(火)13:30~15:00
会場:オンライン(zoom)
(当日参加が難しい場合は、オンデマンド配信をご覧になれます ※いずれも申込必須)
対象:経営者・管理職・人事担当者向け/定員30名
お申込み:https://www.danjyo.sl-plaza.jp/event_post/sapporodiversityforum-portal2023/
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Q. 現在の福嶋さんのLGBTQに関する活動について教えてください。

A. 会社内での活動は、LGBTQの啓発活動やレインボープライドへの参加などを行っています。社外の啓発活動については、「LGBTQ」や「アライ(※1)」ってそもそもなんだっけ?といった素朴な疑問に答えるイベントなどを行っています。
 活動を通して、「カミングアウトをしても大丈夫」と参加者に思ってもらえるよう心がけています。
 「自分のセクシュアリティを言ってもいいのかな」「変なバッシングを食らうかも」といった不安を抱えている当事者は多いですが、これはLGBTQに限った課題ではなく、ジェンダーや障がい、女性活躍などすべてに共通した不安だと思います。それはマイノリティであるかどうかに限らず、生きづらさを抱えている人は多くいるのではないかと思います。
僕は、そういったあらゆる立場の悩みも受け入れられる人、つまりあらゆる人にとっての「アライ」でいたいと考えています。

職場や学校など、自分が普段生活する場でのLGBTQの理解が進まない中で、生きつづけることは心細いと感じます。
 そんな心細さを抱えた当事者にとって、アライが近くにいると知ったときの「ホッとした気持ち」は海外旅行に行ったとき、日本人を見つけた安心感や日本料理を見つけたときのほっとした気持ちに近いです。

 僕はLGBTQの当事者、カミングアウトしていない人、女性や男性、障がい者にとっても「アライ」でありたいと思っています。LGBTQだけでなく色々なところにアンテナを張り、誰かにとって安心できる存在でいられるように心がけています。

Q. 当日参加される方へメッセージをお願いします!

A. LGBTQと聞くととっかかりにくいかもしれないですが、そもそもこの言葉が普及したのはここ数年で、10年前から考えるとずいぶんと変わりました。だからこそ、LGBTQの何が正解で何がまちがっているのか、そもそも何のことなのか分からない人がいて当然だと思います。まだよくわからないという人も、当事者の人も、ぜひ気軽に参加していただければと思います。

 そして、この情報を伝えたからといってその当事者を見つけてほしいのではありません。LGBTQを特別な存在としてではなく、当たり前に扱ってください。どんな方であっても大丈夫、ぜひ楽しんで参加してほしいと思います!

(※1: LGBTQに代表される性的マイノリティを理解し支援するという考え方やその考えを持つ人のこと。)


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