いつも真心が大切
打つ墨縄の一筋に神様に信心する時のように、いつも真心が大切である。婦人が木綿を織るには、よい糸と自分の真心とをもって、人のほめるような木綿もできる。
金光教教典
393頁
山本定次郎の伝え
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おはようございます。
綿を栽培し、その種子から繊維を取り出して、それを綿糸とし、そこから木綿を織るということを、現代の私たちはしません。ですから、「よい糸と自分の真心とをもって」木綿を織ることが、実際にどういうことか体験をしておりません。
しかし、教祖様は、「よい糸と自分の真心とをもって、人のほめるような木綿」ができることを教えてくださいました。
もっと正確に言うと、その道を開いてくださったと言えます。
私たちはその道を歩かせていただいています。
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「いつも真心が大切」とおっしゃいます。
ですから、木綿を織るだけのことではありません。
特に、神様との関係において、また、人間関係(特に目の前の人)との関係において、真心を尽くすことが大事とと思います。