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本心の玉を磨きて

玉磨かざれば光なし、光なければ、石かわらのごとしというておるが、また、信心する氏子は本心の玉を磨きて信心せねばならぬ。鉄でも磨けば銀のように見える。金銀も磨かねば光がない。

 金光教教典
 392頁
 
 山本定次郎の伝え
 53

おはようございます。

「本心の玉」とは、神様から頂いた魂、神心、分け御霊、御分霊など、色々に表現されるものと同じです。

その本心の玉を磨くのが信心です。
昨日の言葉で言うなら、信心のアップデートです。

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教祖様は「かわいそうと思う心が神心」とおっしゃっています。「かわいそう」とは、愛(いと)しい、たいせつにしたい、助かってほしいという心のことです。

今月は、平和を祈り、ご先祖様に思いを致す月です。
広島原爆の日、今日の長崎原爆の日、終戦の日にそれぞれご祈念をさせていただき、お墓にお参りしてご先祖様にお礼を申し上げるというように、一つひとつを大切にさせていただきたいです。

それがとりもなおさず、神心、本心の玉をを磨くことになっていくと思います。

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目の前の人に喜びが生まれるよう、いつもいつも心にかける。

毎日のお天気について、晴れでも曇りでも雨でもお礼を言う。

神様から頂いたこの体を大切にする。

何をするのでも、お断りをしてさせていただく。

腹を立てないようにする。

お礼を繰り返す。四つのお礼(空気水、食物、夜具、手洗い)に取り組むとお礼を繰り返すことになります。

お参りをしてご祈念し、お話を聞く。

どれもこれも本心の玉を磨くことになります。
自分でみつけて、自分なりの工夫をしていくことが大切かと思います。

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