神様もお喜び、人間もなお喜び
百姓の人は、自分の田の水を見に行き、人の田の水まで見てやれば、人もまた自分の田の水を見てくれます。ただの田地にても、米を取ることに損をせぬ。
親切にし合えば、神様もお喜び、人間もなお喜びである。
金光教教典
391頁
山本定次郎の伝え
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おはようございます。
「信心参り」で生まれるおかげ(4日の「今日の御教え」参照)とは何か。それがここに示されています。
親切にし会って、神様もお喜び、人間も喜ぶ世界の実現
それが、「信心参り」でいまれるおかげです。
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実意・丁寧・正直・親切。
昔からこの4項目が信心の大切な徳目であると言われてきました。
実意とは、真心であること。
丁寧とは、心を込めた丁寧な行い。
正直とは、神様にも相手にも自分にも正直であること。
そして、親切です。
「実意・丁寧・正直・親切」は互いにその内容となりあっています。そしてここから、神様もお喜び、人間も喜ぶ世界が生まれていきます。