お札には墨がついとるのみ
お札には墨がついとるのみ。お祓は言うほどずつ消えてゆくぞ。心をつけて教えて、おかげをいただかせよ。
金光教教典
329頁
島村八太郎
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おはようございます。
御守り札は単なる印刷物。
ご祈念の言葉は、それを言う尻から消えていく。
大切なのはお札を頂く心であり、ご祈念を唱える心である。
教祖様はこのことをおっしゃっています。
*
「お札には墨がついとるのみ」。
なんと痛快な御教えではないかと、いつも思います。
明日は刑務所で教誨の御用をさせていただくこと担っています。このことを素材にして心を求めていこうと思います。
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拝詞集「日々がさら」も、この御教えに従うなら、インクのシミです。
でも、「そこに心を乗せることができるものだ」と思うなら、乱雑に扱うことはできません。
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