【子ども食堂レポその9】 石岡市「子ども支援活動 やさと Atteindre(あたんどる)」
子ども食堂サポートセンターいばらきの伊東です。
もうすぐ、ゴールデンウイークがやってきますね。茨城県の人気観光地のひとつ、国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市)のネモフィラがゴールデンウイークに見ごろを迎えるそうです!
※詳しくはホームページをチェックしてみてください。
早速ですが、県内の子ども食堂の調査報告をしていきます!
前回の記事はこちらから
今回訪れたのは 「子ども支援活動 やさと Atteindre」
2月に訪れたのは、石岡市内で活動している「子ども支援活動 やさと Atteindre(あたんどる)」です。2021年9月から活動を開始。12月から月1回でお弁当や食料支援を行っています。
代表の岡崎さんにご挨拶をして早速、調理室へ。
~今日の献立~
・とんかつ
・ごはん
・きんぴらごぼう
・サラダ(キャベツ・レタス)
・飾り切りのりんご
・インスタントのお味噌汁
受験生を応援!とん勝弁当!
豚肉やパン粉は石岡市内のお店から。
きんぴらに入っている人参やごぼうは、スタッフの方が育てたもので、地産の野菜やお肉たちで出来上がったお弁当!
「子どもたちに美味しいものを食べてもらいたい」「子どもたちにお弁当を作ることがたのしい」と皆さんが楽しんでいる様子がうかがえます。
声をかけあい、作業を分担してペースアップ!
限られた時間の中、声をかけあいながら皆さんで手分けして作業を進めます。デザートのリンゴは、市松模様とウサギさんに飾り切り。細部にまでこだわります。
お弁当に詰める作業と、片付け作業もそれぞれ手分けしながら作業をされていて、今回で3回目とのことでしたが、慣れたようにてきぱきと進めます。
手づくりのお弁当の完成!
今回は約20食分。
蓋が閉まらないぐらいのボリューム満点!ラッピングには、かわいいイラストに裏側にはメニューも記載されています。
子どもたちの成長をやさしく温かく見守る姿
その後、無料塾へお弁当配布に向かいます。
一緒に同行させていただき、子どもたちが勉強している様子を見学しました。受験シーズンということもあり、先生方もお忙しい様子でした。
「頑張れ、受験生たち、応援しています!」
次回は、進級祝い・卒業お祝いのものを作るそうです♪
楽しみですね!
お弁当を一瞬で食べ終わる自分に驚愕!!!
帰宅後、とん勝弁当をいただきました♪
メインのとんかつをひとくち。生パン粉ならではのサクサクザクザク食感とジューシーなお肉!冷めても美味しい。
きんぴらは、優しく甘いおふくろの味!飾り切りされたリンゴもいつも以上に美味しく感じました。
できる範囲で、地域の特性を活かした活動を
「やさと Atteindre(あたんどる)」は、子ども支援団体として 2021 年 9 月に主婦5人で立ち上げたそうです。メンバーの内3人が有機農家、内1人はパン屋を経営されているという強力なチーム。月1回お弁当、食材の配布をしています。お弁当以外に市内のパン屋さんと連携してパンの配達もしているそうです。
「できる範囲で活動ができれば」と岡崎さん。子ども食堂やフードパントリーなど先輩方に色々と教えてもらっているそうです。現在は、子ども食堂の他、2022 年1月に全県一斉フードパントリーの開催を知り、フードパントリーも実施したそうです。
私も日々感じていることですが、実際に活動している様子を聞いたりみたり、足を運んで情報を得ることは勉強になります。「できる範囲で」子どもたちに美味しいごはんを!という気持ちはみんな同じだと思います。地域の特性を活かした支援。私も改めて考える機会になりました。
子ども食堂調査まだまだ続く!
次回も乞うご期待!
団体名:子ども支援活動 やさと Atteindre(あたんどる)
開催日:月1回
開催場所:ひまわりの館(茨城県石岡市大砂 10527 番地 6)※調理場所ですSNS:インスタグラム
※詳しくはお問い合わせください。
※新型コロナウイルスの感染拡大状況等により、活動内容が変更となる場合があります。