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おそば屋さんの店舗で子ども食堂!?地域の力で運営「みんなの食堂」

子ども食堂サポートセンターいばらきの伊東です。
梅雨明けして、ますます暑い日が続きますね🌞
外出する際は、熱中症に気を付けていきましょう。

早速ですが、県内の子ども食堂の調査報告をしていきます!
前回の記事はこちら


今回訪れたのは「みんなの食堂」

6月に訪れたのは、鹿嶋市で活動している「みんなの食堂」です。
大きな道路沿いにあるこの子ども食堂。普段は、おそば屋さんの店舗で開催しています。
代表の齋藤さん、会計の大川さんに挨拶をして、
さっそく厨房の様子をチェック!

手作りののれんが可愛い!

~今日の献立~

・カレーライス
・具だくさんスープ
・デザート(パンケーキ、フルーチェ)
どれもおかわり自由!!

少数精鋭で子ども食堂を運営

中に入ると、お揃いのエプロンとバンダナを身に着けた
ボランティアの皆さん。
スープづくり、ごはんを炊いたりと、手分けして調理を進めていました。
メインのカレーは、ジャガイモをスライサーで細かくして入れることで
とろみを出して、味付けは焼き肉のたれやスパイスを入れているんだとか!

厨房で準備を進めるボランティアの皆さん

 外では、大きなテントを設営して、受付の準備も進めていました。
その中には、ボランティア初参加の方や高校生ボランティアの姿も・・・。
皆さんと一緒に、受付の準備をお手伝い!
いただいたお野菜や食品などを取りやすいように並べます。
「カプセルトイ用のボックスも作成しました」と大川さん。
みんなの食堂には、保育士さんなどもいて、
手先の器用なメンバーが揃っているそうです!

受付の準備するボランティアの皆さん

おそば屋さんの店舗ということもあり、店内にはカウンター席が15席ほど。
密を避けるため時間帯(10時~、10時45分~)を分けて、
対応しているそうです。
駐車場も近隣の企業さんやお店の場所をお借りするなど、
地域の皆さんに、協力いただきながら活動している様子がうかがえました。

当日はたくさんのお野菜や食品なども並んでいました

会食型の子ども食堂の魅力とは?

オープン時間となり、続々と来店する方が・・・。
受付をして、店内の席にご案内。注文を受けたら、厨房に声をかけます。
その間に、配膳担当のボランティアさんは、お茶やスープの用意をしていました。

注文を確認中!

メインのカレーが到着すると、あつあつで食べたらみんな笑顔に♪
アレンジを加えたデザートは、見た目もかわいい仕上がりで
とっても美味しそう!
暑い日は、カレーとデザートにかぎりますね。
キャベツやニンジン、ウィンナーが盛りだくさんのスープもGOOD!
分散することでゆっくりごはんを食べることができ、
温かいまま食事を提供できるのは会食のいいところですね。

具だくさんスープとカレーライスにデザートまで♪

「カレーが美味しい!と言ってこどもが喜んでます。ごちそうさまでした」
「今回も美味しくカレーをいただきました。美味しかった。楽しかった。と喜んでいました!」
「参加費も安く、それ以上のおもてなしをしていただきとても感謝です」
など参加者からの感想もメールいただくことがあるそうです。

以前から鹿嶋市内の子ども食堂などに関わっていた大川さん。
「子どもたちのためにできることがないかという思いから、子ども食堂を始めました。SNSをみてボランティア参加してくださる方もいます!」
ボランティアの皆さんの中には、元鹿嶋市社協職員や保育士さん、
食育改善推進員さんとボランティア経験も豊富な方、
高校生も参加するなど幅広い年齢層の方が活躍しています。
人数が少ない中、皆さんで声を掛け合う姿、何より皆さんが楽しそうに
活動されていて、私自身も楽しい気持ちになりました。

楽しみながら活動することが一番!

子ども食堂同士のつながり

サポセンでは、年1回県内の子ども食堂同士の交流の場を開催しています。子ども食堂を運営する皆さん同士、いつも活気あふれる場となり、
情報交換はもちろん、お互いの活動を見学・手伝う、
食材の物々交換などもしているそうです。
子ども食堂同士が連携することで、地域に住む子どもたちの笑顔が
たくさん増えるといいなと感じました。
 
最後までご覧いただきありがとうございました。
子ども食堂調査まだまだ続く!
次回も乞うご期待!
 

みんなの食堂
開催日:第2土曜10時~11時半
開催場所:鹿嶋市平井86(旧ひぐち商店)
お問い合わせ先:minnanosyokudouhirai@gmail.com(事前予約制)
※参加費等詳しくは、お問い合わせください。
※新型コロナウイルスの感染拡大状況等により、活動内容が変更となる場合があります。

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