予算の話。。。
北九州市民活動サポートセンター イノです
今日はサポセンの予算の話です。
市役所内はどこも来年度の予算確保に向け、
四苦八苦している時でして
サポセンも来年度の新規事業に関するヒアリングが始まりました…
これがまた…
とーっても大事な仕事でして、
ここ最近はこのための資料づくりなんかに忙殺されていました…
新規予算なんか上げなければいいじゃん?って思われるかもしれませんが
既存の予算は一定の割合で必ず毎年減額が打診されます…
なかなかこれを受けないというわけにもいかないんですよね…
財源が豊富な都市であればそんなことはないのかもしれませんが、財政基盤が脆弱なウチのような地方都市であれば似たような感じなのではないでしょうか?
なので、新規予算をあげておかないとそのうち課としての予算がなくなってしまうというような…
また、新規予算を立てるには、それに見合うだけの予算を削り、そのための”枠”を確保しなくちゃいけません…
今時、人が増えるような事なんて考えられないので、予算か増えていけばそれだけ仕事も増えていく…って考えると当然と言えば当然だし、
必要無くなったもの(ニーズがない事業)をずっと置いとくのも変な話ですしね
ただ、これってすっごいギャンブルなんです…
”枠”を確保するために新規予算で確保したい分の費用に見合った予算を削るのですが、だからと言って絶対にその新規予算が確保される保証はないという現実が…
去年は大失敗して、サポセンはただ減額されただけで終わっちゃいました…力不足でした…
局内ではいい線行ってたんですけどね…
結果財政局との交渉のテーブルにたどりつけなかったんですよね…😭
そんなこんなで新規の予算を確保するための
”絶対に負けられない戦い”
が始まるわけです…笑
同じ役所の中なんで、勝ち負けあるわけじゃないんですけどね…😁
通常は予算の話は、9月頭くらいから始まるのですが…今回取り組んでいる案件は、9月の議会に端を発していてスタートから大きく出遅れ…
急ピッチで情報を集めまくってなんとか資料を作り、
先月末、ギリギリまで資料提出をまってもらい…笑
その後も、他都市の状況との比較も必要になってきたりして、担当者は、いろんな都市に電話かけて数字を教えてもらったり…
関連した事業をやっている部署が付き合いのある?企業に電話して状況教えてもらったり…
自分達で考えたことの裏付けとなる資料を集めたり…
その後も追加の資料提出の依頼に対応してきました…
役所ではこんなことが現在いろんな部署で行われています。
っで。。。なんでこんなことを書くかというと
役所の予算ってこんな時期から動いているんです。
この時期に企画がないと来年度の実施は手遅れです❗️
もし…
市民活動をされている方々でこの課にこんな事業を考えてもらいたい。
というようなことがあれば、夏には話をはじめとかないといけませんよっ!
ってことを知っておいてほしくて...
っで今日は財政局の予算担当者からのヒアリングでした。
幸い、市内で活動するNPO法人なことを知っていたりして、
私なりにですが、そういう法人の方々の役にたてるような施策を考えているので話がしやすくてホッとしているところです。
ただ、その財政局の担当係長も、上にあげるとまたいろいろ質問されるので、大変です。
なので、ヒアリングでは、いろいろ聞かれますし、そのあとも資料の提出を求められるんですよね。
昨日はヒアリングで何聞かれるかなぁなんておもいながら自分で作った資料を見直して、突っ込みどころがどこか?みたいなことを必死に考えていました。
それはそれで勉強になったりもします。
昔は、財政は、なんでこんな意地悪な質問ばっかりするんだ!って思っていましたけどね。
彼らは彼らで大変です、自分たちが考えたことじゃないことを、上司に説明していかないといけませんからね。
しかも1件だけじゃなくて担当する局のいろんな課の新規事業を…
自分ならムリな気がします…
こんなことを書いていて少しは大人になったなって思ったり…笑
まぁ、今日はこんなところで。。。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
イノ
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