不登校に悩む保護者のサロン初開催
先日、やっと開催する事ができました。相談者は今回は1名でしたが、約2時間ほどの時間を相談者の方のお話として私たちは受け止めて対応する事ができたと感じています。
以前はとても良い行いをしてきた子が突如として乱暴になったり不登校をして困っている。言葉の使い方も良くないと心配されたおばあちゃまでした。
きっと勇気を出して、会場に来てくださったのだと思います。
お話を伺った結果、実際にものすごく心配な不登校のケースではないのかもしれませんが、ご家族にしてみれば将来を不安に思う気持ちは同じようにお子さんをもつ親となると当然の心理状況ではないかと思います。
ただ、一歩外に出てみたことにより、他人の不登校の状況を確認したりするだけでも「知らなかったことを知ることができる」新たな情報を仕入れることで違った視野から子どもや孫を見ることが出来るようになるとご理解いただけたのではないかと思いました。
サロンには、子育て経験者やPTA関係者、専門家もおります。
その回答が全てでは無いですが、意外と身近なところにヒントはあるのかなと大変勉強になります。
その中でも、大変な事になっていると感じたことがあります。
それは、「withコロナ生活が与える子どもたちへの影響」です。
確かに、学校生活を送る上では
その環境は集団行動になるので、
一人でもコロナ要請となると帰宅させられる
あるいは、
兄弟姉妹や父母、家族で体調が悪い子がいると登校禁止。
さらに、ちょっと咳や鼻水が出たら
これも登校出来ない。
学校に行って友だちと楽しく授業を受けたいのに・・・
コロナという社会現象に子どもたちはある意味振り回されてしまったと言っても過言ではないですが、ただし、それは言い方を変えると「キミだけの問題では無いんだよ」と言うこと。日本国民に限らず、世の中の人々
地球全体が同じ事でほぼ同じ行動をしている事に気付くことができたらと思います。
・自分だけが損をしている
・特別扱い(悪い意味で)
・全てが恐怖
・過剰反応
・がまんばっかり
こんな風に考えてはいないかな?
今回のご相談を、解決という形に導くのだとしたら
常に見守り続ける必要がありますし、それに加えて多くのケースを聞き入れることが重要になってくると思います。解決に導く事も重要なのですが
保護者の心の持ちようがもっとも大事ではないかと考えます。
保護者が大きな気持ちでドーンと構えていられるのであれば、
子どもがトーンダウンしたときでもいつでも守ってあげられるのですから。
思春期、多感期、様々なのでしょうけど
そう言った変化に敏感なのが繊細な心の子どもたちです。
それに心悩ませる保護者もとても心配なので、まずは自分の子育てに関して
間違っているなどと卑下することはないと思います。
愛があるから心配して悩まれている
そのこと事実です。
このご家庭が話を聞いていて間違った方向に進むことは無いと私は思いました。そして、最後には
「スッキリしました、ありがとうございます」と
感謝のお言葉をいただけました。
一人きりで悩むことはないですし、
自分自身を責めるような事も無い。
子育ては親も子どもも共に成長する機会だと思います。
保護者の方が穏やかに過ごせるようにお手伝いできたらと思います。