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いしかわゆき さん著書『書く習慣』を読んだらめっちゃ書きたくなったよ

こんにちは。さおりです。
駆け出しでWebライターをやりつつハンドメイド作家として活動している者です。
▶︎SNS等はこちら:https://lit.link/saoriwaga33

以前から気になっていた本、 いしかわゆきさん『書く習慣』がとても良かったので、感想など書いてみたいと思います。

本を読んで、私が特に「へええ!なるほど!」と感じた内容を7つに絞り、なぜ心に引っかかったのかを書いてみました。 

1. 「自分語りをするために文章を書いていい」

・自分の経験をわざわざ綴ってもなあ……。
・誰かのためになる文章を書かなくちゃ。

なんて、平凡な駆け出しライターの私が、謎の頭でっかちになっていたことに気づきました。

日常で「ためになるなぁ」と感じる文章やSNSのシェアを見ても、多くがその人の自分語りですよね。自分のことを語っていい。今後は気軽に発信してみます。

2. 意味のない文章に意味付けするのは読んだ人

自分の想いを発信することに躊躇していたワタシは、「こんなことを話しても価値がないのでは」と考えがちでした。

(そもそも思考の前提に「自分は価値があることを発信できる!」って奢りがありそうです。ワタシの場合。てへ。ダサっ。やめようそんなの)

発信して、その内容に意味付けするのは他者。
どんな人も自分のフィルターを通じて世の中のものごとを見ているのだから、自分の発信した文章の価値に意味があるかないか、自分では決められないですよね。

今書いている文章も、自分のメモのために書いています。誰かにとって意味があるものになっていたら、もちろん嬉しいです。

3. 本は躊躇せず「ドッグイヤー」

なんとなく「本をキレイに扱わなきゃ」と思っていた私。

でも、『書く習慣』では、

・躊躇せずにドッグイヤー(ページの端を折り返してマーク)したり付箋をつけたりして、自分の必要なことをピックアップしよう
・読書で重要なのは、本を売るために綺麗に扱うことではない。確実に読み終えて必要なエッセンスを自分に取り入れること

とありました。
本当に!! その通りです。

私は普段から小さな付箋を持ち歩くようにしています。でも、今日この本を読もうとした時に、付箋を持ってくるのを忘れました。

「ドッグイヤーしよう!」という内容を読んで、それ以降はずっとページの端を折り続け、今この note をスラスラと書くことにつながっています。

『書く習慣』をたくさんドッグイヤーしたよ


4. アウトプットまでを「読書」とする

ね!! これです。
アウトプット、めんどくさがっていました。
その上、私は目的がないと本が読めないタイプ。

これまで、「読まなくちゃ」と思って流すように読み進め、アウトプットしないままが多かったです。すると、内容が頭に残っていない。

今、まさにこの note で初めて読書のアウトプットを試みています。
案外、「心に残ったこと」「なぜ心に残ったか」などを意識するとアウトプットできるものですね!

5. 日常的な文章なら、いちいち「ペルソナ・ターゲット層」を定めて書かなくてもいい

ライターの基礎として誰もが学ぶ、ペルソナ設定。
とてもとても重要なことですよね。

ただ、頭でっかちマンの私は、「どんな文章でもペルソナ設定と企画構成が必要だ!!」と思い込んでしまったんですね。

だから、他愛のない文章や、自分のために書く文章が書けなくなっていました。

文章を仕事にしていきたいのに、自分で書けなくしている。

え、コレなんの一人遊び?
あはは……もう笑けてきます。

ライターとしての正式なお仕事では、もちろんペルソナ設定します。
でも、自分の日常を綴ったり、好きなことを書いたり。そういったことならペルソナなど細かく設定しなくてもOK。

本の中で、いしかわさんが

そこまで考えているうちに書く気が失せるわ!
めんどくせぇ!!!!

とおっしゃっていたことにとても勇気づけられました(笑)。
お仕事の中では「読み手を意識する」という基本を忘れず、自分が書きたい文章では自由に書く。これを今後は意識します。

6. 「締め文」のテンプレートを忘れ、本音で締めてOK

記事を締めくくる文章。
私がお仕事で毎回悩んでいるポイントです。

本では、このようにありました。

・「締め文のテンプレート」でもいいけど、自分の本音で締めると、自分らしさが伝わるまとめ文になる。

楽しいことが大好きで、なんでも面白がって、ゆるゆると過ごすことが好き。これが私の本来の性格(え、本来って?笑)なのに、お仕事となるとクソ真面目な自分が顔を出すのですね。

メールやチャットをすぐ返す。納期を守る。細かく確認する。これは真面目さに裏打ちされた行動で、自分を助けていると思います。

でも、ガチガチの思考になって、「こうしなきゃ!!」と自分を縛りつけている。これは辞めたい行動です。

悩んだら、一旦テンプレートを忘れてみること。

「お堅い思考」から離れる練習をしてみようと思いました。

7. 本音を書いてOK

6番目も「本音」がキーワードで、最後のキーワードも「本音」。
いや、ワタシこれまでどれだけ本音を発信してこなかったのでしょうか(笑)。自分でも大爆笑です。

「いい子ちゃんでいなきゃ。愚痴は書いちゃいけない」

そんな、誰にも頼まれても、期待されてもいない謎の自分像を作るのは辞めます(笑)

いしかわゆきさん、ありがとうございます!!

最後に、著者のいしかわさんに500,000回ありがとうございます、とお伝えしたいです。

内容はもちろんのこと、この本自体の文章がとっっても読みやすいので勉強になります。
スラスラと言葉が頭に入ってくるので、本を読むのが遅い私でも3~4時間ほどで読めました。こんなふうに、誰にでもわかる文章が書けるようになりたい。

あとね、今この本に向き合っているのは、
「もっと文章を楽しく書きたい」
「これからもライターとしてお仕事をしていきたい」
と私が思ったから。だから、この本を読んで、note を書いて、前に進もうとしているこの瞬間があるのだなあ、と思います。

あ、ここまで書いてみたら、もう一つ発見が。

「特に自分の意見がなくて、わざわざ発信したいことはない」
「エッセイ記事は苦手」

と今まで思っていたけど、こんなに楽しく書いている自分がいる。
へええ!! 書いてよかったな!!!

終わりです◎


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