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芙蓉の花。
こんばんは、ぷっちです。
2021年(令和3年)2月3日、立春ですね((((oノ´3`)ノ
ここからが本番ですよ!!
皆さんは、
「芙蓉部隊」をご存知ですか?
「特攻隊」なら、知っている人は多いでしょう。
私も、この本を読むまでその存在を知りませんでした。
「芙蓉部隊」とは、大東亜戦争の際に、特攻隊と共に戦った
夜襲攻撃隊のことである。
この「芙蓉部隊」をつくった若きリーダー美濃部正少佐の物語です。
この、石川真理子先生の『五月の蛍』を読み終えたところです。
たった70年ちょっと前の日本人は
こんなにも強く、
こんなにも国を愛し、
誰かの為に命をかけることができたのかー。
誰かが、日本という国は、日本という地名でしかなくなったと。
「日本人」はいなくなったと。
いつから?
戦後のGHQの占領政策が、ものの見事に日本人を腑抜けにしていったのです。
少し長いですが、本文を引用致します。
昭和二十年九月、米軍が日本に進駐し、いよいよGHQによる占領政策がはじまりました。
そして、日本国民に贖罪意識を植えつけ、日本国のあり方そのものを否定させるよう仕向けるための「War Guilt Information Program(WGIT)」が徹底的に行われたのです。その手段は実に巧妙なものでした。日本人は「そうとはまったく気づかぬうち、まったくの無意識のうち」に洗脳されていきました。
新聞や出版物に限らず一般国民に至るまでの言論統制が行われたり、
いかに日本が極悪非道な国であったかという意識を抱かせ、「東京裁判史観」を植えつけました。
一方で、教育現場にもメスが入り、
日本人のバックボーンであった「教育勅語」と、日本精神に基づいた人間学といえる「修身教育」が禁止とされ、さらにわが国の歴史や地政学など、戦前では当たり前だったことが、戦後の教育からは消されたのです。
日本精神をなくしてしまった日本人。
自分の国を愛することができなくなった日本人。
自分の国の歴史を知らない日本人。
美濃部少佐をはじめ、あの戦争を戦った人々は、
間違いなく「日本人」でした。
米軍が恐れた「日本人」でした。
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私はいまで言う「歴女」です。(この表現好きじゃないけど"(-""-)")
父が坂本龍馬が好きなこともあって、漫画の「お~い龍馬」から入り、
司馬遼太郎の本を読み、
中学生から高校生は「新選組」にハマり、映画「226」の影響で226事件に興味を持つようになり、
幕末の志士たちに憧れをもっていました。
当時の私、マジで幕末にタイムスリップしたかった(笑)
学校の授業の歴史は面白くなかったけど、歴史小説や歴史ドラマや漫画は好きだったし、
好きすぎて、大学は京都に行きたいという思いで、京都の大学に進学したし、
そんな私でさえ、日本の歴史をちゃんと知らない。
日本の近代史を語れない。
贖罪意識があったし、日本に愛国心を感じたことがなかった。
本当の歴史を学ぶようになって、
日本という国の凄さを知る。
子どものうちから、知りたかった。
だから、四歳の息子には日本の歴史や偉人や、日本精神を
知ってほしい。
そんな思いでいっぱいになった。
戦争の話をしてくれた亡き祖父。
いまだったら、もう少し祖父の想いを汲み取れただろうか。
おじいちゃんにあって、もう一度話したいよ。
最後に、「五月の蛍」を丁寧に丁寧に書きあげられた石川真理子先生。
この本を読むことができて、しあわせです。
感謝致します。