アメリカの大学留学中のインターンと就職
アメリカの大学生はインターンをしている人としていない人がいましたが、私は就職のことをいつも心配していたので、夏休みごとにインターンと旅行を織り交ぜて、レジュメづくりをしながら自分の視野を広げていました。インターンをしていない人は例えばサマースクールのコースをとっていて、難しい授業を一気にサマースクールで集中して攻略したりしていました。
私はキャリアサービスもよく活用してレジュメやカバーレターの書き方を教えてもらい、定期的にアップデートして見てもらっていました。
学部時代の夏休みのインターン
私は大学1年生の時からインターンを始めていましたが、以下のようなインターンをしました。結構経験がバラバラですが、その時にご縁があったものを経験したという感じです。インターンをしたことで自分のやりたいことや興味がだんだんとわかってきたのでとてもよかったです。
1年時:AIG高校生外交官プログラムのカウンセラー(このプログラムは日本の高校生にとてもお勧め。)
2年時:ウェズリアン大学でPeace Study(平和教育)を教えていたDavid Adams名誉教授がUNESCOで始めたCulture of Peace News Networkに共感し、日本で同じく活動に参加していた和光大学の教授のもとで平和教育関連の活動をし、現地の新聞にも活動が掲載されました。Culture of Peace News Network (CPNN)はメジャーなニュースチャネルであるCNNを少し文字っていて、現在のニュースが世界の問題や事件など暗いニュースにフォーカスしがちなので、いかに平和が生まれるような心温まるニュース、イベント、活動を世界ででシェアすることで世界平和を作るか、ということにフォーカスしていました。
3年時:Women's Foreign Policy GroupというワシントンDCのNGOでインターンをし、毎月女性のリーダーとのトークイベントの企画準備や、PR、メディアリレーションに関わりました。イベントはVoice of AmericaやC-SPANなどのメディアにもカバーされました。また、メンターの方が他の機関のイベントにもたくさん参加して見聞を深めなさい、と勧めていたので、ブルッキングスなどの著名なシンクタンクのイベントにも参加し、いかにNGOやシンクタンクなどが、政策提言に関与しているのかということを目の当たりにし、日本との違いを感じました。このNGOのメンターは私のことをすごく気に入ってくれて、インターンの卒業生として様々なイベントに参加させてくれました。そのためヒラリー・クリントンを身近で見ることができたり、様々な国の女性大使に会う、など貴重な体験もできました。
また、ワシントンDCは人脈づくりをするチャンスがたくさんあるので、国際開発や国際機関に興味がある人が集まる「ワシントンDC開発フォーラム」や「国連フォーラム」を立ち上げた方とも繋がることができました。日本のメディアの方とも知り合うことができ、冬に日テレでインターンができるはずだったのですが、すでに就職が決まっていたので、代わりに旅行に行ってしまいました。人生経験上やっておいてもよかったなーといつもこのチャンスを逃したことは残念に思っています。
4年時:ペルーのウルバンバというクスコの近くにある村でNGOを通して現地の学校づくりのボランティアに参加し、開発途上国に住むという経験をしました。その時に感じたのは、私が学校を作っていても力仕事が得意でないので、もう少し違うスキルを得て、別のやり方で貢献する必要がある、ということでした。その時現地にいた子に手洗いについてや、折り紙を教えていたので、教育に関わることも良いなーとも思っていました。
アメリカの大学に留学した私ですが、幼稚園から高校まで私立一貫校に行っていたので、日本での友達があまり多くなく、日本で友達を増やしたかったのと、日本では新卒が重宝されて色々と研修が受けられるので、日本に帰った方がスキルアップができるのではないかと思い、卒業後は日本で就職しようと思いました。
就職はボストンキャリアフォーラムというバイリンガル専用の就活イベントを使いました。これはアメリカの大学や大学院留学した人にはとても良い就活の場です。日本で就職するよりかなり早く内定をもらうことができます。特に外資金融はその場で内定をもらうことができます。私はビジネススキルを得たかったので、主にコンサルティング会社を受けました。その場で面接を一日3回ほど行なって完了し、ディナーに招待されて社交スキルを見られた後、オンラインテストを後日受けて、外資コンサルティング会社への就職が決まりました。
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