前々世ではなく、前々々世だった

ツインレイに会う人、特に風の時代に統合する
予定の人は、修道女だった過去世と魔女だった過去世があるそうだ。

確かに歴史を調べたところ、ヨーロッパの中世は500年〜1500年であり、15世紀〜17世紀に【魔女狩り】が行われている。

中世ヨーロッパの時に沙織は【修道女】だった。
服が東洋、建物が西洋だったので、
どっちでもいいように【神職者】と書いたが、
建物だとすると、シスター?修道女?である。
それは前前世、だと思っていたが、
前世、ツインレイの彼と結婚するまでに
時代が空き過ぎている。

その間に歴史的には【魔女狩り】があった。
家で薬草の勉強をしていた沙織のところに
【アンリorアンナ、という名前】
魔女狩りの人たちが押し寄せてきて、
沙織は彼にみぞおちのあたりを殴られて、気絶した。

魔女じゃない!薬草の研究をしていただけ、
と言い張る沙織だが、当時の歴史二よると
「魔女ではない女性もかなりいた」とある。
医学的なことをしていても、【魔女】とされた。

気がついたら、ツインレイの彼の家。
そして、2人で、イスラム圏まで、
逃げることになった。

この時代は、ハグとキス程度で、プラトニック。
結局、逃げ切れず、捕まって、沙織は、
【火あぶりの刑】に処される。
彼は「これからも魔女狩りをする」ことを条件にお咎めなし!!

「助けられなかった……」と男泣きの彼。
その後、中間世で、
「次は絶対に結婚する!」と言っていて、
19世紀初頭に結婚した。
しかし、前世でいっぱい人を殺したのだろう?
魔女狩りで仕方ない、とはいえ、
彼は短命だった。

つまり、今世、3回目ではなく、
レムリアとアトランティスの時から、
少なくとも6回は会っている。

レムリアの沙織とアトランティスのスパイだった彼
沙織はカルメンのように彼に殺された。
弥生時代ぐらいに、男性だった沙織は
神の生贄として捧げられた彼を助けるため、
村の男たちと集団レイプをした。
命は助けたが、誰の子か分からない子を産み、
1人孤独な育児。
洞窟に沙織は食べ物とか差し入れていたが……
このとき、多分、日本。

何度かの転生の後、日本の平安時代。
このときも沙織は男性。
この時代は彼は取り敢えず、出てこなかったのだが
女性がそもそも出歩かない、出歩いたとしても
顔を見せないから、片恋の可能性はある。

その後も多分、何度かの転生があり、14〜15世紀頃、修道女。
16〜17世紀頃、魔女、
18〜19世紀頃、夫婦、
そして、20世紀に生まれているが、21世紀で
出会っている。

思えば、ロクなことをお互い、していない。
時代背景はあるにせよ、スパイで殺されてるし、
沙織の方が、集団レイプをしているし、
彼は修道女の沙織を強姦してるし、
魔女狩りで、また、殺そうとした。
やっと夫婦になったが、短命。

で、今世。
もう、いいや。
沙織が逃げたり、2人で逃げたり、逃げてばっかり!今世はこのまま、ランナーのまま、
逃がしてあげましょう。
再会はもう二度としない。

来世があるのかないのか、知らないけど、
もう、終わりにしたい。



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