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今までの人生全てを愛する、そしてこれからも

最近、自分のことが好きだと思うことが圧倒的に増えた。

コーチングを始めて3年。
適応障害や不妊治療など色々なことがきっかけで会社を退職してからも、3年半が経つ。

当時は「成長しなくては」「努力しなくては」という価値観が強く、そうでない自分のことは好きにはなれなかった。

努力している限りは自分のことを好きでいられるので、し続けるけれど、この生活をいつまで続けるつもりなんだろう?と疑問にも思っていた。

私をそこまで連れてきてくれた価値観であり性質なのでなかなか手放せなかったし、ジャンプ漫画に影響されて生きているのでそういう作品に惹かれてすぐに「やっぱり努力っていいよね……!」に戻ることもある。

けれど、当時はその価値観が私を苦しめてもいたし、身体とメンタルの不調にも表れていたので、コーチングでも向き合いつつ、いったん手放してみることにした。

過去の価値観を否定気味だった手放し期

いったん手放していた時期は、少し過去の価値観を否定気味というか、あまり見ないようにしていた

「あっ、また頑張ろうとしている……。危ない危ない。やめよ。」
「社会が頑張ることを煽りすぎなのでは?」

つい頑張ってしまう環境からはなるべく離れ、
怒られるまで、迷惑をかけるまでは適当にやってみようと思った。

怒られるって誰に?
という話なんですが。

実際のところそうしてみると、
ミーティング前に準備しなくても、自分的には50%くらいの気持ちで挑んでも、怒られることも迷惑をかけることもなかった。(たぶん)

今までどんだけ、自分でハードル上げまくっていたんだ?というくらい、強ばっていたことに気づく。

全て肯定モードの今

最近嬉しいことに、過去に大切にしていた価値観も共存できるようになってきた感覚がある。

自分に対して評価判断をしなくなった。

どこまで頑張ればいいんだろう?と思っていたけれど、やっぱり頑張っている自分が好き。けど頑張っていなくてもいいよ。そう思えたら、どんな瞬間の自分も愛おしい

愛は、常にある。

気づけばあるし、気づかなければない。

上手くいかないと感じる日も、体調が悪い日も、愛はそこにある。

「~しなくては」から「~したい」が原動力になることが増えて、けれどもある程度強制力を働かせてやってみるのも大事だし、色々あっていいよね~という感じで、前の価値観も否定せずに、統合されている感じがする。

以前の価値観を少し否定していた(というか怖かったのかな)この3年間から抜け出せて、今までの人生全てを愛することができている気がする。

そしてこれからもそうやって生きていきたい。

どんな自分も好き

「どんな自分も好き」と思えるようになったのは、母になったことも大きいかもしれない。

子どものことは、笑っていても泣いていても愛おしくて(面倒だけどしゃーないな、みたいな気持ちを含む)、「愛は常にそこにある」を実感できる。

また、子どもが私を評価・判断してくることもないので、怒ってしまっても、私が何かを頑張っていようといまいと、私を求めてくることに変わりはない。(まだ2歳だからというのもあるだろうが)。

この、娘の存在自体が大事であり、また私も存在しているだけで娘のためになっているという感覚は、私に「いるだけでいいのかも」と思わせてくれた。

陽炎 ~今みている物語~

このnoteは、THE COACH の仲間と綴る「2024年夏のアドベントカレンダー」に寄せて書いています。
今回のテーマは「陽炎(かげろう)~今見ている物語~」

テーマが抽象的で難しかったので、コーチングの相互練習のときにテーマにしてみた。

以前は「自分はこういう人です」という実態を描いていたけれど、今は「こんな自分もいるし、こんな自分もいる。だから一言じゃ言い表せないなぁ」という気持ちが出てきて、

そんなことを話していたら、コーチからさおりさん自体が陽炎のようだとメッセージをもらった。

ゆらゆらと見える陽炎。

その質感に身を委ねてみると、自分も自然現象の一部になったようで心地が良い。

アドベントカレンダー企画者のみどりんの企画趣旨noteにあった

気づけばあるし、気づかなければない。

という言葉からも、今回のnoteのような内容になりました。

一人では書けなかった内容。
まほさん、みどりん、企画ありがとうございます!

8/7から8/31まで、仲間たちが紡いでいくので、是非そちらもお楽しみください。



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