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大人のためのアート

今回、少人数で大人のためのアートワークを
開催した。
ここ最近、自分の中でずれていたものを
ピタッと修正されたような時間
でした。

やっぱり
私は大人のための(親子)アートの
時間を過ごしたい。

子どもは大好き。
そして、子どものより良い未来を見ているからこそ
大人にアプローチをしたいのだ。

なぜか。私は

子どもの頃に自分らしく過ごせなかった大人たちが
自分の決断・人生に自信を持てるような、
生きていることが楽しいと思える社会を
目指しているから。

アート活動も、周りの人の顔色を伺いすぎた結果、ストレスが表面化し
子どもの健康にまで影響した原体験を持つから。

子どもとアートを楽しむ過程で
色・アート・自然・五感を感じることで

生きやすくなり、やってみたいと思う事に
素直に挑戦できるようになって
楽しさが増すようになったから。

人生に彩りが生まれたなと思っているから。

大人、特に女性は、結婚・出産・介護
自分の転機・変化を外部の要因から
強いられる状況が多い。

そうすることで
「自己決定感」が非常に育にくいと思っている。

自分で決める・決めたという意識がつくことで
納得感・満足感・幸福感へとつながる。


アートは自分で色や画材を選ぶ。
感じたことを外に出す。
意味を自分なりに見出しいてく。

簡単なようで、それは
人生の縮図のようなもの

今の不確実な正解のない時代で、
楽しく生きる力をまずお母さんたちから
広げられたらいいなと思っています。


ちょうどこの週末には、NVCのワークで
4つの耳。を教えてもらった。

  1. 相手を非難したり責めたりする「悪者探し・外向きの耳」(別名:ジャッカル外向きの耳、パワーオーバーの耳など)

  2. 自分を非難したり責めたりする「悪者探し・内向きの耳」(別名:ジャッカル内向きの耳、パワーアンダーの耳など)

  3. 自分の内側を共感的に聞く内向きの耳(別名:自己共感、キリン内向きの耳など)

  4. 相手の内側を共感的に聞く外向きの耳(別名:他者共感、キリン外向きの耳など)

私はこのワークをして、1→2→3→4の順番
大切だと教えてもらった。

私は幼少期から
他者共感をしてきて、むしろ非難や責めることが
大の苦手
でした。

その順番を知って、改めて
順番が逆だったと。
「こんなふうに思うよね」「悩みあるよね」
「だからこんな風にすることは仕方がない」

それが本当の共感であったのか、
それが人のためになっていたのかは
一旦置いといて

人の感情を引き受けては
自分の感情を押さえ込んできたし

円滑に周りの人間関係も動くようにと、
先回りの行動もよくやっていた。

頼まれていない、気づかれていない
その行動は心をいつのまにか疲弊させ、
そしてイラつき、不満がたまる。
でも、そのイラつきさえもなかった事にする。
蓋をする。

そりゃあさ、自分の中のジャッカルさん
(私の中の非難や責め)が爆発するよね。

ワークの中でも、
このジャッカルさんは悪者ではなく
上手く付き合っていくものと教えてもらった。
「いきがいいね」「今日も元気がいいね」
これでいいのだ。

NVC の文献の中に
子どもの大切なニーズは「遊び」
それを叶えようといつも懸命に生きている。

という言葉があった。

子どもの頃に子どもらしく過ごせなかった、
大人って本当に多いと思う。

日本の家庭は8割が機能不全家族と言われている。
いわゆる、アダルトチルドレンである
大人がたくさんいるし

また、繊細・HSP・感受性の高い人たちは
色々なものを受け取りすぎて、子どもの時に
自分を思いっきり表現できずに過ごしてきたと
思う。

その解消されなかった気持ちたちを
足りなかった遊びや自由さを
「遊ぶ」という視点から解放していきたい。

救いたい、誰かの為に、
という想いを持ちすぎると、
私はつい重たくなってしまう。

自分自身がその場を
「楽しむ」「没頭する」ことに徹していく。


私が私の中の、そして、参加者さんたちの
子どもたち(パーツたち)と遊んでいく。

これでいい。

大切な視点に戻ってこれた
9月末を過ごせたのでした。


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