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センター試験……あれから6年!?/大学入試我が家の思い出。



共通テスト、始まりましたね。




長女が受験した時は、『センター試験』でした。



ろ、ろくねんまえ、です。
6年前。


懐かしい、、



長女の大学受験と
次女の高校受験が同じ年だったんです。 



受験が一度に済むのはありがたいけど、

それなりに大変。



これが、
兄弟の年齢差によっては
「2年続けて受験」になったりするお宅もあるよね、
「3年続けて」だったりも、ね。

それはそれで大変。

とにかく、
受験は家族も一緒に頑張ることになるものかと思います。


太宰府天満宮にお参りして
2人分の絵馬を書いていて祈願🙏✨
写真、懐かしーー。





大学受験、
センター試験と聞くと思い出してしまう
エピソードがうちにはある。






聞いてもらえますか? 




その日は、
センター試験前日だった。



夕方、
長女がリビングのソファで参考書を開いて勉強していた。



そこへ、
夫が帰宅。



帰るなり「ふぅーーー」と疲れた様子で
長女と並んでソファに座った。



そして、
「俺、今日なんかきついんよね」
と言って、
ソファのすぐ近くの棚から体温計を出してきて
熱を測り出した。




わたし、それ見て間髪入れずに言いました。
「え???」って。



「え???
具合悪いん??
熱ありそうなん??
ちょっと!!
◯◯(長女の名前)の近くにどうして座るんよ!!」



明日、センター試験なんだよ。



おいおい、なんで体調悪い自覚あるのに
長女の隣に座れるんだよ!?




こういう時の判断というか、
気遣いというか、
そういうの、できないかなーー。



夫は、
自分が具合悪いことをわたしにアピールしたい気持ちが先立っちゃうんだろう。
そういう行動をしてしまう生き物なの。



きつそうな顔をわたしに向けて、
『そうは言っても、オレ、きついんよね』と言いたそう。

いや、言ってた。
目が、顔が、態度がそう言ってた。



いやいや、
夫よ、
きついかもしれんけど、
娘は明日という日を控えているんだよ。
ここで体調崩させちゃいかんでしょ??!




すぐに夫を寝室に閉じ込めた。


熱は確か38度くらいだった。



これは多分、インフルだ。
その頃流行ってたインフルエンザだ!



………やっっばーーーーいいい!!!!



焦った
相当焦った。



昨日も今日も
夫と接していた長女。




今は平気そうだけど、
どうしよう。


明日の朝になって長女が熱出しちゃったら
どうしよう!!!



わたしは、今できることは何か考えた。



時間はもう18時を回ってる。




かかりつけの医院はもう診てくれない。


だけど、
どうにかして長女にインフル予防として
インフルエンザ治療薬を今すぐ飲ませたい!!


それしかない!!!



18時以降でも診察してくれる
なるべく家から近い病院を調べ、
そこへ電話して
予防薬を処方してほしいことと、
お薬もらいに行くのはわたしだけだけど、
娘の分も処方してもらえるのか確認して、
処方OKとのことだったので
ごはん作ってる途中だったけど
急いでその病院へ向かった。



初めて行くその病院は、
繁華街にある雑居ビルに入っていた。





自費診療なのですごく高額になったけど、
夫以外の長女、次女、わたしの3人分処方してもらった。

高かった。
ほんとに高かった。涙



夫は多分インフルだけど、
翌日、かかりつけ医に診てもらえばいいからね。
保険でお薬もらえるからね。
ってことで3人分の予防投与をしてもらった。



お薬もらって急いで帰宅。



長女にお薬飲ませて、
やれることはやった、と思った。




翌朝、センター試験1日目。


起きてきた長女は無事だった。


わたしは最寄りの駅まで長女を送った。
地下鉄に降りて行く前にこちらに手を振る長女。
わたしも車の中から手を振って見送った。



涙が出た。



心配だった。



今は大丈夫だけど、
試験中に具合悪くなったらどうしよう。。



心配でたまらなかった。



あんなに勉強頑張ってたのに、
試験当日に具合悪くなったらどうしよう。



あんなに体調管理に気をつけてたのに。。

前日に熱出すなんて!
夫めーー!!!
(夫も熱出したくて出してないよね。夫よ、ゴメン)




泣きながら運転して帰った。




家に着いたけど、
なんだかすぐに家に入れなくて、
たまらず車の中で実家の母に電話した。




「聞いてーー!!」
昨日の夕方からの出来事を一気に話した。



誰かに聞いて欲しかった。



話しながら、また涙が出た。
長女のことがたまらなく心配だった。



泣きながら話すわたしの話を聞いて母が言った。


「⬜︎⬜︎さん(夫の名前)を責めたらだめよ。
⬜︎⬜︎さんは◯◯ちゃん(長女の名前)の代わりに
インフルになったとよ。
大丈夫!
◯◯ちゃんは大丈夫よ!!」



母に電話してよかったと思った。



そうだね、
そうだよね。

夫は長女の代わりになってくれたんだね。




電話のあと、
わたしの中の、
不安、心配、イライラが静かに収まっていって、
夫に当たらずに優しく接することができたのは、
母のおかげだった。



ありがとう!おかーーさーーん!!




この日、夫は病院で検査してインフルエンザ陽性でした。


んもう!!(やっぱ腹立つ!)



そして、
長女は2日間のセンター試験を無事に終えて、
第一志望の大学に合格できました!!



実は、この件のちょうど1年前のお正月にも
夫はインフル発症して、
家族の中で長女だけがうつったということがあったので、
悪夢再び??と
わたしの心配は募っていたのでした。



あーーー、
今思い出してもやっぱり腹立つし、
あの時の心配が呼び起こされる。



受験生の親は、
受験生本人と家族の体調管理が気が気じゃない!


責任重大なわけ!




今、お子さんが受験真っ只中なお友だちもいて、
その気苦労がよくわかるわたしとしては、
とにかくがんばって!としか言えないけど、

気持ちわかるよ!
応援してます!
いつかはおわるから!!
おわったらお疲れさま会しようね!
って気持ちで見守っております。



さあ、もう一息だよ!


受験生とそのご家族!頑張ってくださーーい!!


思い出に撮っておいた受験票。
娘、若っっ!笑




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