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罪悪感と背徳感と。それでもモンブランはこっくりしていた
先週末、東京に行ったが千疋屋には寄れなかった。infocusさんのnoteを読んで、千疋屋でモンブランを食べると決めていたのに。
次回に持ち越しか、、、と肩を落として羽田空港へ。モノレールを降りて発着フロアに向かうエスカレーターの奥に「千疋屋」の文字がチラリと見えた。もしや・・・と思い足を運ぶ。ケースに並ぶのは杏仁とフルーツサンド、モンブランは置いてない。またもやガックし。
エスカレーターをのぼった先のお土産売り場に、またまた「千疋屋」の文字。吸い寄せられるように向かったガラスケースに、モンブランを発見。infocusさんのnoteで見たモンブランの10分の1くらいのコンパクトなモンブランが千円。千円?!と一瞬怯んだけれど、探し求めたモンブランを買わなかったことに後悔しそう。みんなで分けて食べればいいさと、ひとつ買って帰ることにした。
モンブランと私が家に着いたのは23時過ぎ。コリスも夫も寝ていた。モンブランは、翌日食べることにした。
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コリスを学校へ送り出し、夫は起きてこない朝のひとり時間。
悪魔の囁きが聞こえる。「モンブラン、ひとりで食べちゃいなよ。ラム酒入りだし、コリスはきっと好きじゃないよ」。
これは悪魔なんかじゃない、私の声だ。
食べてしまった、モンブランをひとりで。
コリスには、クリスピードーナツがあるでしょっと。
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罪悪感、背徳感を背負いながら食べるモンブランはやはり、こっくりしてい甘すぎず、舌の記憶に残る味だった。また、買うだろう。
今度はコリスも夫も一緒に食べよう、きっと。
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