見ている景色が変わるとき

心が変わったとき。心を決めたとき。新しいメガネをかけたとき。
昨日、ふと思った「もうええでしょ」。自分をその場に置いておくための錘（おもり）の気持ちを手放した。カフェを出て、ふと思いつき警固神社に寄った。毎年おみくじはひとつと引くと決めていたが、ふたつ目のおみくじを引いてみようと思い立った。香椎宮では「吉」。そして警固神社でも「吉」だった。

過去にこだわらず　心を改めれば　憂も喜びに転じ
神仏の御加護のもと　幸せ来たる

ありがとう。ふと思ったことが、おみくじにも書かれていて、尚のこと「そうしよう」と思えた。自分の心が変わると、見える世界が変わる。以前にも同じようなことを経験した。５大陸の旅に出て帰国したとき。ボランティア団体が開催するセミナーに参加したとき。会社を辞めて仕事の依頼をもらうことができたとき。言葉や人に出会ったとき。

世界は変わっていないのだろうけど、自分が世界を見る目が変わる。自分を変えながら生きていくことが、この人生を飽きることなく生きることなのかもしれない。