肩甲骨は健康のコツ(2)背筋
やはり健康のコツは肩甲骨だ!
日常生活の中で、私たちは多くの時間を座って過ごしています。パソコンやスマートフォンを使う時間が増え、姿勢が悪くなりがちです。前かがみになり、肩が丸まり、背中が曲がることで、肩こりや腰痛が生じることも少なくありません。しかし、背筋を伸ばし、肩甲骨を正しい位置に保つことが、これらの問題を解決する鍵となります。
背筋を伸ばすことで得られる恩恵
姿勢の改善 背筋を伸ばすことで、姿勢が自然と良くなります。肩甲骨を正しい位置に戻すことで、胸が開き、呼吸が深くなります。深い呼吸は体内に酸素をたっぷりと取り入れることができ、全身の活力が向上します。
肩こりや腰痛の予防 姿勢が悪いと、肩や腰に余計な負担がかかります。背筋を伸ばし、肩甲骨を正しい位置に保つことで、筋肉の緊張がほぐれ、血流が良くなります。これにより、肩こりや腰痛の予防に繋がります。
集中力と気分の向上 姿勢が良くなると、頭がクリアになり、集中力が高まります。肩甲骨を引き寄せて胸を開くことで、自然と前向きな気分になります。良い姿勢は自信を持たせ、日々の活動に積極的に取り組む力を与えてくれます。
内臓の健康維持 背筋を伸ばすと、内臓が圧迫されず、本来の位置で機能することができます。消化器官が正常に働くことで、消化吸収がスムーズになり、便秘の予防や改善にも効果的です。
背筋を伸ばすための簡単なエクササイズ
キャット&カウ 四つん這いの姿勢で、背中を丸めるキャットポーズと、背中を反らせるカウポーズを交互に行います。肩甲骨を意識しながら行うことで、背筋が伸びやすくなります。
胸を開くストレッチ 壁に手をつき、身体を反らせるようにして胸を開きます。肩甲骨を寄せる感覚を意識しながら、深呼吸を繰り返します。これにより、胸の筋肉が伸び、姿勢が改善されます。
肩甲骨のスクイーズ 椅子に座ったままでもできるエクササイズです。背筋を伸ばし、肩甲骨を寄せるように肩を後ろに引きます。10秒間キープし、ゆっくり戻します。これを10回繰り返すことで、肩甲骨周りの筋肉がほぐれ、姿勢が良くなります。
日常生活で意識すること
座る姿勢 椅子に座る際は、骨盤を立て、背筋を伸ばすことを意識しましょう。椅子の背もたれを利用して、腰に負担がかからないようにすることも大切です。
立つ姿勢 立つときは、頭のてっぺんから糸で引っ張られているようなイメージを持ち、背筋を伸ばします。肩甲骨を引き寄せ、胸を開くことで、自然と良い姿勢になります。
歩く姿勢 歩くときも背筋を伸ばし、肩甲骨を引き寄せることを意識します。腕を自然に振り、足をしっかりと前に出すことで、姿勢が安定し、歩くことが楽しくなります。
背筋を伸ばすことは、単に見た目を良くするだけでなく、身体全体の健康にも直結します。肩甲骨を正しい位置に保つことで、体のバランスが整い、毎日の生活がより快適で活力に満ちたものになります。ぜひ、今日から背筋を伸ばすことを意識し、健康な生活を手に入れましょう。
背筋(せすじ)は背筋(はいきん)とも読みます。
キングポーズはわたしのキャッチフレーズです。
背筋を伸ばして腕を上げるだけでも効果があります。
キングはポーズだけで人を豊かにする仕事です。
「健康第一」は誰でもいうことですが、ほとんどの人は他人ごとです。
わたしは、子供のころから病気がちでした。
そのわたしが70歳近くになった今、すごく元気でいる。
そのことを強くお伝えしたいと思っている今日この頃です。