34度の低温風呂の健康効果:湯治
マキノ高原温泉(さらさ)に「低温湯」があり、そこでゆっくりするのが楽しみの一つです。少々ハードな運動(DIY作業)を行った後などには、とくに夏場は、身体へのご褒美みたいに必ず湯治に行きます。
そこで、今日はこの低温風呂にどのような健康効果があるのか調べてみました。
34度の低温風呂に長時間入浴することには、いくつかの効果があります。以下に主なものを挙げます:
リラックス効果:34度の温度は体温に近く、体に負担をかけずにリラックスするのに最適です。心地よい温度で長時間入浴することで、精神的なストレスを和らげることができます。
血行促進:低温風呂でも体温が上昇し、血行が促進されます。これにより、体の隅々まで酸素や栄養素が運ばれ、老廃物の排出もスムーズになります。
自律神経の調整:温度が体温に近いことで、自律神経が安定しやすくなります。特に副交感神経が優位になるため、リラックスして休息するのに適しています。
肌の保湿:長時間の入浴は肌をしっかりと保湿する効果があります。34度の低温は肌にやさしく、乾燥を防ぎます。
デトックス効果:汗をかくことによって体内の老廃物を排出する効果があります。低温であっても長時間入浴することで、汗をかきやすくなります。
筋肉の緊張緩和:筋肉の緊張を和らげ、疲労回復を助けます。特に運動後や長時間のデスクワーク後に効果的です。
ただし、長時間の入浴は脱水症状を引き起こす可能性があるため、十分な水分補給が必要です。また、体調や個人差によっては低温風呂が適さない場合もあるため、体調に注意しながら行うことが大切です。
34度の低温風呂に入浴している間に身体の気になるところが徐々に癒やされていく感覚を味わっています。これにはいくつかの理由とメカニズムがあります。この感覚は主観的ではありますが、多くの場合、この感覚は確かなものと考えられています。以下は、そのメカニズムについての説明です。
1. 血行促進
長時間の温浴により血行が促進されます。これにより、体の隅々まで酸素や栄養が供給され、老廃物の排出もスムーズになります。特に気になる部分に血液が行き渡ることで、修復や回復が促される感覚を得やすくなります。
2. 筋肉の緊張緩和
温浴により筋肉の緊張が和らぎます。筋肉がリラックスすることで、痛みやコリが軽減される感覚を得ることができます。この緩和された状態が続くことで、徐々に回復しているように感じられるでしょう。
3. 自律神経の調整
低温風呂は自律神経を安定させる効果があります。特に副交感神経が優位になるため、体がリラックスしやすくなります。このリラックス状態が、心身の不調を和らげる感覚を強化します。
4. 精神的リラックス
温浴は精神的なリラックスをもたらします。ストレスや緊張が軽減されることで、心地よさを感じ、身体の回復を実感しやすくなります。精神的な安定が身体の不調を和らげる助けになります。
5. ホルモン分泌
温浴によりエンドルフィンなどの快感ホルモンが分泌されます。これにより、痛みの感覚が軽減され、全体的なリラックス感と癒やしの感覚を増幅します。
6. 意識の集中
入浴中は普段の生活から離れ、自分自身に集中する時間となります。この集中が、身体の気になる部分への意識を高め、その部分の感覚を鋭敏にし、癒やされているように感じる一因となります。
まとめ
これらのメカニズムにより、身体の気になる部分が癒やされていく感覚は、多くの場合、確かなものと感じられます。個人差はありますが、これらの効果を実感することは十分に可能です。ただし、持続的な効果を得るためには、定期的なケアと健康管理が重要です。
温泉というだけで癒やされ、実際にその健康効果は古来より実証されてきました。「湯治」は当時から解っていたのです笑
猿が温泉に浸かって目を閉じている姿を思い浮かべながら、癒やしを体感しています。
ご覧頂き有難うございます。
この温泉の近くには「メタセコイヤ並木」もあり、キャンプ場もあって家族連れやカップルも多く見えています。どうぞいっぺん来てください。
念水庵
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