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恋愛小説を書きたくなった3つの動機。

なぜ急に「恋愛小説」を書きたくたったのか?自分でもようわからんので、その動機を探るべく、しばし瞑目してみました。つまり死んだように何も考えないようにしましたら、ぼや~としたものが徐々に鮮明になってきました。妄想というものは、よほど注意しないと混乱しますからね。

今日は仏教の堅い話から180度趣を変えて、俗人丸出し赤裸々な心情を吐露します。まあ年寄りの戯言ですから適当に付き合ってください。7月23日期限の「note創作大賞」が念頭にあることは確かですが{笑、言われなくても前々から恋愛モノを書いてみたいとは思ってました。

僕は、子供のころから「冒険」小説や漫画、映画が好きなんです。トム・ソーヤの冒険、海底2万マイル、鉄腕アトム、スーパーマン、そういう年代・年頃ですから「恋愛的な場面」は少し引いてしまって、というか恥ずかしくて嫌だったんです。すごく照れ屋。いや、これホントの話です。

女子が嫌いというわけではありません。普通に内心は好ましく思ってるわけですが、人前ではおくびにもそんな素振りを見せないでいる。どこにでもいるごく一般的な少年でした。簡単にいえば、好きな女性の目をまともに見れない(純情そうな)典型でした。

そういった前提があるものですから、今まで恋愛小説なるものを書いてみようなどとは考えたこともなかった。たとえペンネームでも「恥ずかしゅうてよう書かん」というスタンスです。ところが急変するんですね。きっかけは、ネットで観た映画です。何気に観てしまったら即ハマりました。

「ティファニーで朝食を」オードリー・ヘプバーンさん主演の往年の名作です。若い頃「ローマの休日」を東京の映画館で観たときを思い出しました。あんな映画の原作を書いてみたい。書けるはずがない。いや下手でいいから下書きのように書いて、ゴーストライターに頼んで・・・。

他愛もない話です。平安の昔から「相聞歌」の飛び交ったお国柄です。分析するまでもありません。互いに惹かれ合っておるくせに、じれったく待たせる、勿体ぶる。引っ張り伸ばす、胸焦がす。

「逢えば別れがこんなにつらい、逢わなきゃ夜がやるせない。どうすりゃいいのよ思案橋」長崎ブルース?の歌の文句のとおりです。

で、今日のテーマに戻ります。

恋愛小説を書きたくなる動機は人それぞれ異なりますが、多くの場合つぎの三つの要因が影響しているのではないでしょうか。

1,感情の探求

恋愛は人間の感情の中でも特に強烈で複雑なものです。愛、欲望、嫉妬、失望など、多岐にわたる感情が絡み合います。恋愛小説を書くことによって、これらの感情を深く掘り下げ、自分自身の感情や過去の経験を理解する新たな手段を見つけることができるかもしれません。

2,理想の恋愛を描くことへの願望

人々が恋愛小説に魅力を感じるのは、現実では味わえない理想的なロマンスやドラマティックな展開を体験できるからです。自分自身が経験したことのないような理想の恋愛や、逆に現実では叶わなかった恋愛を物語として形にすることで、作者自身が心の中に抱える理想や夢を表現する場となります。作者は創造する喜びを味わいながら、読者にも夢や希望を提供できます。

3,社会的テーマやメッセージの探究

恋愛小説は、ただのロマンスだけでなく、社会的なテーマや人間関係のダイナミクスを探る手段としても使われます。登場人物の役割、社会的な階級、文化的背景など、恋愛を通じて多くの社会的要素を描写することが可能です。

恋愛を通じてより大きなメッセージや考察を読者に投げかけることができ、文学作品としての深みを増すこともできます。

これらの動機は、なぜ恋愛小説を書きたいと感じたのかを納得する手がかりです。自分自身の動機を探ったことで、より情熱を持って物語を紡ぐことができます。


参考にするため、ネットで「小説の書き方」についてのブログ記事を参照し、下記にまとめました。

はじめに

小説を書くというのは、魅力的な創造活動です。物語を紡ぎ出すことは、読者に新たな世界を見せ、感情を揺さぶる力があります。しかし、どのようにして一つの小説を完成させるのか、小説を書くための基本的なステップは何かを考えます。

ステップ1,アイデアの発掘

小説を書き始めるには、まず魅力的なアイデアが必要です。インスピレーションは日常生活の中に潜んでいることもありますし、新聞の記事、他の小説、映画、自分自身の経験から得ることもできます。アイデアを得たら、それをさらに掘り下げて、どのような物語に発展させるかを考えましょう。

ステップ2,プロットの構築

物語の骨組みを作るためには、プロットを練る必要があります。三幕構造(導入部、展開部、結末)を基にして、主要な出来事やクライマックス、解決に至る道筋を考えます。キャラクターの目的や障害、その克服方法を明確にし、読者を引きつけるストーリーを作り上げることが重要です。

ステップ3,キャラクターの開発

読者が共感できるリアルなキャラクターを創ることは、成功した小説の鍵です。キャラクターの背景、性格、動機、変化を詳細に考え出し、それらが物語全体とどのように絡み合うかを検討します。キャラクターごとに声を持たせ、彼らの内面を掘り下げることで物語に深みを与えます。

ステップ4,ドラフトの作成

プロットとキャラクターが固まったら、実際に書き始めます。初稿は完璧である必要はありません。書き進める中で新たなアイデアが浮かんだり、プロットやキャラクターに変更を加えたくなることもあるでしょう。重要なのは、まず物語を紙に落とすことです。

ステップ5,リビジョンと編集

ドラフトが完成したら、見直しと編集のプロセスに入ります。文体や文法の誤りを修正するだけでなく、ストーリーの流れ、キャラクターの一貫性、テーマの明確さなど、さまざまな角度から物語を磨き上げます。場合によっては、他のライターや編集者にフィードバックを求めることも有効です。

ステップ6,フィードバックの収集

ドラフトがある程度形になったら、信頼できる読者にフィードバックを求めることが重要です。ライティンググループやオンラインフォーラム、または身近な読書好きの友人からの意見を聞くことで、物語の弱点や改善点が明らかになります。批判的なフィードバックをも受け入れ、それを元に修正を加えることで、作品はさらに洗練されます。

ステップ7,最終稿の完成

フィードバックを反映させた後、最終稿の作成に取り掛かります。この段階では、細部にわたる緻密な編集が求められ、物語のテンポや語彙の選択、文体の一貫性に注意を払います。全ての要素がうまく組み合わさり、読者を引き込む物語が完成します。

ステップ8,出版の準備

小説が完成したら、出版の準備を始めます。自費出版を選ぶか、伝統的な出版ルートを目指すかによって、異なるアプローチが必要です。エージェントの獲得、出版社へのプロポーザルの提出、または自分でのマーケティングと販売の計画など、次のステップに向けて計画を立てます。

まとめ

小説を書くことは、ただ単に言葉を紙に書き連ねる行為以上のものです。それは、創作者が自身の内面を探り、読者に共感を呼び起こす物語を紡ぎ出す過程です。この記事で紹介したステップを参考に、あなたも一歩踏み出してみませんか?創作の旅は時に困難ですが、それを乗り越えたときの達成感は何物にも代えがたいものがあります。どうぞ、自分だけの素晴らしい物語をこの世界に送り出してください。


動機が純粋であればあるほど、物語は凄みを増し、感動と共感を生みます。

私たちnoterは、noteで出版ができます。
先輩や同志にサポートやフィードバックを受けることができます。

最後に小説を書く内なる動機を述べます。

1,お金にしたい。
2,作家になりたい。
3,感動をあたえたい。

ノート作家というのはどうでしょう。
今のところは単なるアコガレに過ぎませんが。

ご覧頂きありがとうございます。
念水庵 ペンネーム「」でした。


二人の視線(油彩)


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