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地理を学ぶ|海外旅行に思いを馳せる
この前、子供のころから地図や路線図を眺めるのが大好きだという、地理好きの高校生の話を聞く機会があった。
Googleマップを使いながら街を歩くことなど、もう最高に楽しいらしい。
この気持ちは僕もよくわかる。国内および海外も含めて旅行は楽しい。行ったことがない土地に出向いて、世界地図を塗り潰すようにして旅していくのは生きている足跡を残している様な感じがする。
行ったことがない土地を妄想して地図を眺めるのも楽しいし、行ったことがある土地を回想しながら地図を眺めるのも楽しい。
そして行ったことのない、もっと言えば行くこともなさそうな僻地に対しては、更に興味関心がそそられる。例えば、カリブ海に散らばる小さな島々など、名称も含めて知らないことが多過ぎてワクワクしてくる。
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この辺りは世界史も一緒に学ぶと奥が深く、ジャマイカはイギリス領で英語圏だがその他はスペイン語圏、キュラソー島はオランダ語だったり、そして重さや長さの単位も近隣各国でそれぞれ異なったり、色々入り組んでいるうえに、どこがどこだか覚えられない感じが楽しい。その昔、世界地図のジグソーパズルゲームをやっていたが、やはりこの地域が一番難しかった。
今はこうやって神様の視点に立って地球を上から眺めることができる。これは数々の先人たちの偉業によるものだから、こうして地理を学べることに感謝しなければいけない。こういった視点で世界を観ることで、世界中に思いを巡らせることができる。
最近は若い人たちが海外旅行に行きたがらないらしい。円安の影響だけでなく、推し活や動画鑑賞を快適な空間でできる日本から出る必要性を感じていないようだ。
依然も書いたけれど、例えコスパが悪くても海外に行くことで得られる体験というのは計り知れない。やっぱり、みんなリスクを取って海外を旅した方が良いと思う。