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Youtubeと海|眺めるならどっち?

ふと、Youtubeと海、どちらが見ていて楽しいか、ということを考えてしまいました。

暇つぶしのために見るには、圧倒的にYoutubeの方が楽しいはずです。全世界から無限とも言えるコンテンツが投稿されているので、飽きたら次の動画を、それにも飽きてしまったらまた次の動画を、という様に無限に暇をつぶし続けられます。

一方で、海を眺めることは、一瞬の感動こそあれど、Youtubeの様に「飽きたらまた次」というようなことはできず、海の美しさにも慣れが生じてしまい退屈になってしまう可能性が充分にあります。

しかし、現代人は仕事も忙しく、プライベートでもデジタルコンテンツに囲まれた生活をしているので、退屈そうに思えても海をただただ眺めることに楽しさを見出すことができるんではないか、と思うのです。

ただただ、ぼーっとしながら海のさざなみを見つめて、時には大空と雲も見上げつつ、雄大な景色に身を置いて過ごすのは、とても贅沢な気がしてきます。船が通ったり、鳥が飛んできたり、そういった些細なことがひとつのイベントに該当するのだと思います。

しかし、ひとりで海を眺めるだけではさすがに辛いかもしれません。せっかくの贅沢な時間でも、暇で手持ち無沙汰になることで、うっかりスマホを見てしまうことになりかねません。

だから、せめて誰かと一緒に海を眺めるということが暇にならずに過ごすポイントになりそうです。誰かと一緒に海を眺めている時にはお互い暇なので会話が生じ、海を眺めながら会話をしていればあっという間に何時間もの時間が過ぎていくような気がします。

何も恋人や友人と一緒に海に行かなくても、海に同じような人がいたら(いない可能性も高いけど)お互い暇なので話し掛けてみれば気が合うような気もします。

こうして考えてみると、「暇であること」と美しい海の景色を共有するわけだから、その相手が美人でもおじさんでも仲良くなる可能性もあり、家でYoutubeを観ているよりは、世の中と関わることにも繋がるんじゃないかとさえ思います。(美人と恋人になれるかもしれないし、おじさんと一緒にビジネスを立ち上げることになるかもしれない)

ただ、それはYoutubeでもできることで、チャンネル登録やコメントなどを通して、全世界とデジタルな繋がりを持つことができます。

それでも、せっかくの人生なので、加速する現代社会から一歩距離を置いて、ただただ海を眺めるゆったりとした時間の流れを過ごすことに強く憧れますが、こんなことを考える人はあまりいないでしょうか?

Youtubeと海、観ていて楽しいのはどちらなのか、今度一日だけでも海を眺め続けて試してみようと思います。

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