高校時代に本にはまった私が、好みの本を見つけるためにしていたこと1
こんにちは。
今日は、私が高校生の時に小説を読みだすようになり、そのとき一体どうやって自分の好きな本を選んで購入していったかについてお話ししようと思います。
私は、小中学生時代、本を読むのが苦手な人間でした。
夏にある読書感想文も、毎年いやいや買って、いやいや読んで、理解できずに、あらすじを書いていた記憶があります。
そんな私が高校二年生の時に本にはまりました。
夏目漱石の『こころ』が教科書のなかにあり、それを読んでいて、とても不思議な気分になったのです。
それまで物語は、登場人物の心の中がかかれていたり、行動(表)とこころ(裏)がみえているような話を読んでいたので『こころ』を読んだときに
「え?じゃあ、あの登場人物はなんであの行動したの?え?わからないまま終わり?」
そんな感想だった気がします。
とても疑問に思った私は、国語の先生を捕まえて、話を聞いてみて、時代背景で、おそらくこうだったのだろうということをはなしてもらったものの、正解(心の中)がわからない物語というものにとても興味深さを感じました。
今までは、「話」というのはその一つのなかだけで完結しているものという認識をしていた私が、そこから、登場人物は「実はこう考えていたのではないか?」という想像がとても楽しかったのだと思います。
想像したことの全く反対をさらに想像してみたり・・・。
もともと想像も、妄想も好きな私ですから、そういった余地があるものにとてもこころ惹かれたのだと思います。
で、わたしはそこから「本を読みたい!」という欲求が出ました。
しかし、それまで本という本を読んだことのない私。
一体何を読めばいいのか?そもそも読めるのか??
そもそも本好きではない私ですから、文章を読むこともあまり得意ではなかったんですよ。
なので、確かに『こころ』は読めたし、面白いと思えたのですが、他の物語を読めるのか?一冊分も・・という疑問が出てきました。
高校生なのでむやみに買って、読めない本を積読するのにはお金もない・・・。
図書館でさがせばいいかもしれませんが、そもそもどんな話を読みたいかもわからず、ジャンルもないもかも自分の好みがわからない・・・。
普通に思いつくのは、夏目漱石の他の本を読めばいいのではないかということだろうけれど、実際、図書館で夏目漱石の他の本を読もうとしたのですが・・・全く進まず・・・。
で、どうしたかというと・・・
長くなってきたので、次回に続きます!(続きは下へ)
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