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追いつめられた時やきついときにやるべきこと

こんにちは
事業再生コンサルをしていると、追いつめられた時やきつい時、そんなお客様に遭遇する事が非常に多いです。
「ああ、なんでこんなになるまで・・・」と思うんですけど、その時でもやるべきことは一緒です。


そうならないように備える事

そのような時こそ、資金繰りや求人や引き止め、トラブル対応などをしなければならないんですが、やらなければならない事はやっぱり、「そうならないようにすること」です。
何をするかというと、そもそもなぜそうなったのか?現在のこのピンチは何に起因するものなのか?を考えて、二度と起こらないように備える事です。

備えるって何をすればいいのか

備えるといっても、そのような状態の時って意味が分からいませんよね。人はみな全力。全力を尽くしてそうなっている。そう思う人は多いはずです。
ただ僕がいつも言うのは、「パクる」です。
パクる。
良い会社が当たり前に出来ていて、自社が出来ていない事をパクる。
新しくオリジナルの何かを作り上げるのは難しいです。
しかし
・社員とのコミュニケーションの機会を増やす
・挨拶をしっかりする
・就業規則を整える
・会議を定例で儲ける
・ヒヤリハットの会議をする
・社労士を入れる(いないなら)
・税理士を探す(まともじゃないなら)
・銀行との関係修復のため、こちらからアポとって訪問する
・会議所や県の機関などに相談に行く
・ランチミーティングに行く
・「この人賢いんだけど近寄りがたいんだよな」という人に助けを求める
・外回りや社内を掃除する
・機器のメンテナンスをする
・電子機器について賢くなる
・DXの勉強をする
・業界の知識を身に着ける

普通の会社が出来ている事が出来たら、変な会社になりようがない

当たり前なんですが、再生企業って、当たり前の事が出来ていないです。
もっといえば、良い会社といっても出来ていない事が山ほどあります。
え?なんでECしないんですか?人も居るしモノもあるのに?という優良企業もいっぱいあります。「その考えはなかったです」って状態でです。
ですから、どんな会社でも
「当たり前の事を当たり前にやる」で、なんとでもなります。

ウルトラCはカンタンな技の複合

再生企業の経営者は、ウルトラCを求める人がすごく多いです。
しかし、ウルトラCって、普通の難易度の技の複合じゃないですか?
前回りしながらひねりを加えつつ1.5回転。とか、反対の足で着地、とか。
前回りもできない人間が、そんな技決めれるわけがありません。
ですから、前回りが出来るならやるべきことは?もっと美しく前回りが出来るようにするだけです。
少ないお客様の訪問頻度を上げる事。
社員との不満ばかりが噴出するしょうもない会話だけど、繰り返していって、不満が出なくなるまで話した後で、想いを伝える。
掃除を繰り返していくうち、社内の課題が見えてくるかもしれません。
赤字だけど売上2億円。そんなに発注出してくれている事にありがたみを感じるかもしれません。
周りには助け船を出したい人がこんなにいるのか!!銀行や会議所を回ったら気づくかもしれません。

再生のプロだが、やってる事は当たり前な事

いかがだったでしょうか。
僕は再生のプロです。
次々と再生させて、今なんだか利益処分だったり、投資だったり設備投資の話しばかりして、「再生屋失格?」と思ったりしています。それくらい再生が上手になりました。
そんな僕のテクニックは「当たり前のことを当たり前にやる。美しいまでに」です。それだけです。
僕しか見抜けない真空飛び膝蹴りのようなことをやってもしょうがないです。再現性が無いから離れる事が出来ない。

どんな本を読んでも書いてあることをやりましょう。

当たり前じゃない事例

パチンコ雑誌を見てみてください。
どの機種を見ても、まともな本なら「ボーダーライン」と書いてあります。
「千円あたり〇回転以上」回れば、一日粘ればこの理論値で勝てる。というものです。
そしてパチンコ屋さんにいってみてください。
だーれも釘見て座らないです。
演出や、昨日出たかどうか、二日連続負けてるから今日は勝つとか。
そんな、お店ではない場所で少し考えたら確実に負ける事はわかりそうなことが起こります。
経営も一緒です。
どんな本でもいいから適当に選んで、その本に書いてある事をのみやってみたら?どの本でもうまくいくと思います。良い本を選ぶからおかしいんです。行動です。

追いつめられた時にやるべきこと。それは

そんなときだからこそ、当たり前の事で出来ていない事をやりましょう。

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