令和二年振り返り
今年は本当にいろんなことがあった。
やはり最も大きかったのはコロナウィルス感染症だと思う。けれどもおかげで自分の必要とされていることがわかった気がする。
「悪い事は悪いんだが、何が悪いかわからなくて困っている。」
これが全てだと思う。
〜どこのネジが緩んでいるかわかれば、どこの線が断線しているのかがわかれば誰でもそれを直すことができる。〜
〜何を使ってどのように作ったらやりたいことができるのかがわかれば誰でもプロフェッショナルのような仕事をすることができる。〜
ツールは進化したので、そんな時代だと思う。
ただし、ツールは溢れかえり、選択肢は無限大に増え、情報は、蛇口をひねるようにいくらでも取得することができる。
何社も起業を繰り返し、いろんな会社の立て直しを横で支えてきて、ソフトもハードも中途半端に全て唾をつけてきた。
そんな自分だからこそ、人から頼られたときに何をどう使えばいいかをお伝えできる。そのことにすごい価値があると思い知らされた1年だったような気がする。
全て無料で開放している30分から1時間程度のネタの種明かしは、マジシャンが種を明かすのと同じで、「その答え言ったら誰でもプロになれるじゃん。」と言うことばかりなんだけれども、これもみんなに教えているうちにその操作方法は崇高なまでに高められていて、「見てたら簡単でその時はできるんだけど、いざ自分でやろうと思うとそこまでうまく使いこなせない」というものばかりなので、そこまで簡単ではないし、もっとたくさんのマジックは懐に持っている。
だからこれからもずっとずっと、細かな事は無料で全てお伝えしていこうと思う。
学生との出会い
今年顕著だったのは学生との出会いだと思う。
本当に優秀。
おそらく、来年また1つほど会社を設立することになると思うけれども、学生が、その能力に応じて、それに見合った報酬を手に入れることができる環境と言うものはとても必要な気がする。
僕は悲しいかな、技術がない。
中途半端にいろんなことができすぎているが、これといった技術がない。
「特化して高められた技術を持っている学生さんたちの商品を僕がセールスすることで、彼らにそれに見合う経験と報酬が手に入るような環境を作ろう。」と、学生側から言われたので、ちょっと乗ってみたいと本気で思う。
以前徳島県で、「葉っぱを売って年収10,000,000万円のおばあちゃんがいる。」と言う街を見に行ったけれども、同じように、学生しながら自分で普通に学費を払って家族も支える。
そんな世界もあるんじゃないかなと思う。
学業とバランス面と言うところでどうなのかは少しわからないけれども、学業を終えて、社会に出たときにただの横並びの1年生として安っぽい賃金をもらうだけの世界で学生時代を終えるよりはいいこともあるんじゃないのかなと個人的には思う。
とにかく、今年の学生との出会いは自分の人生にとって、何か非常に可能性を感じるものでした。
感謝
とにかく1年、感謝しかないです。
毎日いろんな人が、あの人が困ってるこの人が困ってる。何か壊れた誰かがすねて口が聞けない。
トラブルがあったらとにかくすぐに僕の電話が鳴る。
僕はもしかしたらおせっかいなのかもしれない。
これまでの経験上、困ってると口では言っていても、いざ何か手をつけようとすると、「これまでこのやり方でやってきた。」を貫くので、そのことを承知の僕としては、発注者の言うことをほとんど聞かないと言う、「上から目線のコンサル」しかできないけれども、必ず成果が出たその後には、膝を打って「こういうことだったのか」と言ってくださる事業者さん達のその言葉が聞けることを信じてやっております。
ありがたいことにたくさんの人に仕事をいただいているので、「自分の力でやってみるわ。」と言う人には全く関心を持つこともなくできているのもありがたいことだなと思います。
おかげさまで、皆さんの願いを黒字化することができ、いろんなやりたいことを叶えてきました。
今後は、もっともっと短い時間で、もっともっと大きな成果をあげることができる会社になるべく、来年は今よりもっと油断することなく精進していきたいと思います。
今年1年は本当に人に支えられた、また、優れた人にたくさんお会いすることができた1年だったように思います。
本当に感謝。