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【709球目】2024体制発表会

今週の金曜日、2月9日金曜日に西明石のホテルキャッスルプラザでKRP三陽工業&RS-ITOH2024シーズンの体制発表会が開催されます。
今日はそのお話です。


Kawasakiの灯を消さない

三陽工業のプレスリリースはこちらです。

ネットニュースでも取り上げてくれています。

プレスリリースの表題にKawasakiの灯を消さない、そんな表現があります。
私達のKawasakiへの想いをもう少し詳しく書いていきます。

想い

気付けば三陽工業は全国に26の営業拠点と10の製造拠点を持ち、売上高は100億がそこまで見えてきています。決して大きいとは思いませんが、大きい企業と感じてもらうこともあります。しかし、しかしですよ、15年ほど前まではKawasakiの専属の下請けと言っても良い企業でした。

なぜ、私達の年間休日が125日あるのか。なぜ、工場は8時間稼働で昼休憩以外に10:00と15:00の10分ずつ計20分の休憩にも給与が支払われるのか。
どちらもKawasakiの基準に合わせているからです。

特に、10時や15時の休憩については、外へ出た時に驚きました。
8:00-17:00、12:00-13:00が昼休憩で10:00と15:00から各10分ずつの休憩。
9時間拘束の7時間40分(7.67時間)稼働としている企業はとても多いです。
売上高1000億超の企業であっても、この休憩をカウントしない企業はあります。

私達はKawasakiの基準に合わせているからこの規模でもそれをやっています。

それくらい、Kawasakiへの依存度が高かった三陽工業です。そこではとても多くの経験や学びがありました。失敗と言っても良い経験も数えられないほどやってきています。それが全て経験となり、今があります。感謝してもしきれません。

Kawasakiがあるから今がある。

断言できます。

経営者として

Kawasaki、現在はカワサキモータースです。その親会社の川崎重工は上場企業です。ですので、その上場企業の子会社が合理的判断や経済合理性を優先する経営を行っていくのは誰も異存はないと思います。

その上でKawasakiに対しての想い。モーターサイクルへの想い。そんな想いが形になって継続しているのが私達のKRPです。KRPはレース活動だけではありません。今はレース活動のみですが、違った形でのKRP=Kawasaki恩返しプロジェクトの構想も持っています。

Kawasakiのバイクが、もっともっと世の中を走る世界にしたい。Kawasakiのバイクが全日本ロードレースや鈴鹿8時間耐久レース、MotoGPを走る様な世界にしたい。

そんな合理的ではない想いを持ち続けています。今の私たちは微力です。
ただ、微力を嘆いても仕方ありません。微力な中でやれることをやりきる。
今、できることを知恵を出してやりきる。それが三陽工業の想いです。

体制発表会を前に

今週金曜日に開催される体制発表会にはいつも来て頂ける方々がいます。
そして、今回本当に今まで来て欲しかった方が来てくれます。業務の都合で来ることが出来ない方もいます。そんなみなさまにこの2024シーズンに対しての想いをお伝えすることができれば、これ以上嬉しいことはありません。

金曜日、楽しみにしています。小耳に挟みましたが、外にもバイクが2台展示され、さよりんも来てくれるそうです。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。


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井上社長|三陽工業株式会社
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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