【651球目】日本シリーズを終えて
11月5日に野球の日本シリーズ第7戦がありました。
4勝3敗で阪神タイガースが38年振りの日本一という結果で幕を閉じました。今日は日本シリーズを通じて感じたことを書いていきます。
甲子園球場
1戦目2戦目と6戦目7戦目が京セラドームでの開催でした。
3戦目から5戦目までが甲子園球場での開催です。
福利厚生の1つとしてこの3戦目から5戦目までのチケットを社員が使って観戦に行っています。どの試合も痺れる試合でしたので、あのような試合を社員が現地で見ることができたことをとても嬉しく感じています。
想像するだけでも現地の熱量は凄そうですね。1つだけ気になったのは、ビジター席がとても狭かったことです。ホームとビジターでの差はあっても良いとは思いますが、レフトスタンドの1区画のみは少し寂しい気がしました。それでもテレビでは声援が良く聞こえていましたので、オリックスファンの方々の熱烈な応援に感動を覚えました。
第7戦を迎えるにあたり
6戦が終わった時点で3勝3敗、お互いに得点が23点ずつという本当に良い勝負でした。
今年の野球はWBCから始まりました。シーズンを通じて強かった阪神タイガース。そして、個人的にも三陽工業のドリームチームで熱い試合が続きました。日本シリーズは1戦1戦がとても刺激的な試合で、ましてや第7戦までもつれる展開。7戦目が終わると、どちらかが勝って、どちらかが敗れます。そういったことを考えた時に、どちらが勝っても良いよね、そんな想いに至りました。
どちらのチームも勝ちたいでしょう。そこには運という要素も絡んで来ると思います。その上で勝敗がつく。ここまで楽しむことが出来たので、最後はどちらが勝っても良い気がしていました。
勝敗以上のものを感じることができた様な気がします。
野球の奥深さ
短期決戦の難しさや、1つのプレーで流れがガラッと変わってしまうこともある野球というスポーツ。
岡田監督はいつも通りというフレーズを頻繁に使っていました。いつも通りの力を発揮することがとても難しい局面でのいつも通りはとても価値があることです。現に主力の多くがいつも通りの活躍をしてくれました。その中でいつも通りではなかったのが、ケガで戦線離脱していた湯浅投手の登板です。個人的には湯浅投手の登板が大きく流れを変えた1つだと考えています。
そして、もう1つは第7戦の先発・青柳投手の好投です。オリックスの先発投手は2戦目に完全に抑えられている宮城投手。日本代表でもあり、個人的にはとても好きな選手です。そこに今シーズン、調子がよくなくクライマックスシリーズでも日本シリーズでも登板がなかった青柳投手が先発でした。
先発投手の比較では第7戦はオリックス優位と考えていた人も多かったはずです。しかし実際には青柳投手が投げ勝った。いつも通りにプラスしていつも以上の活躍をしてくれた選手がいた。その結果が日本一だと思います。
4勝3敗で日本一という最も痺れる展開で幕を閉じた今年のプロ野球。
多くの感動と気付きを頂きました。来年もまた楽しみなシーズンになりそうです。ここから数ヶ月間はオフシーズンになりますので、少し寂しさはありますが、来シーズンの開幕を心待ちにしています。
本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。