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【62球目】初ヒットおめでとう

現在、セリーグの首位を走っている阪神タイガースロハスジュニアという選手がいます。20数打席ノーヒットでヒットが出たと思ったら、そこからまた10数打席ノーヒット

三陽工業の明石の野球部「ドリームチーム」にも、実はそんな選手がいるんです。

TikTokにもたびたび登場する、総務課長・西弘誠

彼は2018年から始まったSEASON0から数えて、3シーズンノーヒットという偉業を継続していました。

しかし、しかしですよ、先日のほっともっとフィールド神戸での今シーズン初戦で、とうとう初ヒットが出たのです。

今日は、そんな彼のお話を。

ピークは中学校3年生

小学校から大学まで野球を続けていた彼のピークは、中学校3年生です。

なかなか早めのピークですよね。
投げてはエース、打ってはクリーンアップと、常に中心選手でした。

そんなピークが早い彼が、ドリームチームで40才から再び野球を始めます。それを考えると凄いですよね。

しかし、ドリームチームにおいてはなかなかヒットがでない

打てないだけではなく、真正面のセカンドゴロをボールに触れずにエラーしたこともありました。

右中間フライを「ライト!」と叫ぶだけで人任せにしたこともありました。

三塁のファウルグラウンドで、フライが取れずに転んだこともありました。

レフトで万歳したこともありましたね。

普通の人なら野球が嫌になるような状況で、彼はバットを振り続けます。
きっと、バットを振った回数はドリームチームの中で1番多いのではないでしょうか。

先週バッティングセンターでも、期待させるようなスイングはしていました。

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3回表1アウトランナーなし

とうとう、その時がやってきました。

ボールでもいいから初球振ると心に決めていた西弘さんは、初球をフルスイング。そこで、体も心もほぐれたそうです。

カウントは忘れましたが、しっかりとスイングした打球は綺麗にセンター前へ

とてつもなく湧きました。
みんなが驚きと喜びでいっぱいでした。みんなの声援が凄かった。

まさか、まさかの初ヒットです。

実は、昨年の途中から、西弘誠初ヒット記念Tシャツを作っていました。

来る日も来る日も、そのTシャツの出番を待ちましたが、出番は来ず。
2年越しにやっと使える時が来ました。

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しかし、相手チームも知っていたのでしょうかね。

西弘さんがヒット打った時、⇩泣くくらい悲しかったみたいです(笑)

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そして7回表

1点ビハインドで迎えた7回表

先頭のキャプテン春日がレフト線を破る2塁打で出塁
私が送って1アウト3塁でまたもや西弘さんです。

鋭く振りぬいた打球が、レフトの深いところまで。

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犠牲フライには十分で同点に追いつきました。

3打席1打数1安打1打点

本人曰く、現在の三冠王だそうです。

ここまでは、ロハスジュニアと同じ様な道です。
これからも同じ様な道になることを期待しつつ、そうじゃない道も期待しつつ、次回の試合を迎えたいと思います。

何を伝えたいのか

3シーズンノーヒットだと自分の限界を感じてもう無理かなと思ってしまうのが通常の感性かもしれません。しかも守備でも結構やらかしている。

ただ、西弘さんは毎試合自身満々で試合に臨みます。
結果はどうあれ、その姿勢は変わりませんでした。

凄いメンタルです。へこまない。

そして、時間の許す限りではありますが、バットを振っていました。
見えない所で努力するタイプらしいので、私が見ていない所でも振っていたのでしょう。その継続した行動は素晴らしいですね。

そして、何が言いたいのか。
西弘さんでも結果を出せました。

誰でも努力すれば結果を出すことができるのです。
失敗を重ね続けても、それに立ち向かっていけば成果は出せるのです。

へこたれない力

学んだ気がします。

【三陽スタンダード8】
三陽工業には失敗という言葉はありません。常に経験と捉えます。無限の可能性を信じ挑戦していきましょう。

体現しています(※三陽スタンダードについては⇩こちらを参照)。

そして、中学校3年生のピークを超えるような活躍を期待したいものです。

可能性は無限です。

本日もありがとうございました。

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