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【168球目】Purpose

Purpose(パーパス)、最近よく聞く言葉です。

日経News PicksVoicyといった、私が目や耳にするメディアでもたびたび登場してくる言葉です。

今日はこのPurposeについて書いていきます。

Purposeとは

直訳すると意図、目的と出てきます。

近年では、経営戦略やブランディングのキーワードとして用いられることが多く、その場合は企業や組織が何のために存在するのか、すなわち「存在意義」のことを意味します。

三陽工業のPurpose=存在意義は明確です。

製造派遣業や中小零細製造業で真面目に一生懸命働く人が報われる世界を創る。

三陽工業はこの為に存在しています。

この存在意義を持ちながら、社会に対して挑戦しているといっていいと思います。元々、報われているならばそんなことしなくていいですからね。

このPurposeの下に、理念がありビジョンがあります。

そして、日本の製造現場を元気にするというビジョンを掘り下げると、働く人に元気になってもらう働く人の人生を豊かにするという所へと繋がっていきます。

三陽工業のPurpose・理念・ビジョンは明確になっています。

個人のPurpose

個人のPurpose。これも大切です。

「あなたの存在意義は何ですか?」と聞くと、すごく重たいですから、「大切にしていること、優先順位が高いことはなんですか?」と置き換えたら分かりやすいですね。

「お金!」っていう人もいるでしょうし、「家族の幸せ」と言う人もいるでしょう。
「地域貢献や社会貢献」
という人もいるかもしれません。

ちなみに、「私個人のPurposeは何だろう?」と考えた時には、

製造派遣業や中小零細製造業で真面目に一生懸命働く人が報われる世界を創る。

となり、三陽工業のPurposeと完全一致します。

このPurposeを持つ三陽工業の経営者としてシンカしていくことが私の使命です。

私は完全一致するのですが、そんな人間は私だけでいい

ただ、個人のPurposeと企業のPurposeとが、どこかで交わればその人にとってその企業は居心地がよくなると思います。

Purposeの交わり

現在の三陽工業には大きな特徴がいくつかあります。

●生産推進グループ
●生産推進グループ主任・GTチーム
●今は停止していますが、IPOへの準備
●積極的な新規出店
●野球部2つ
●サッカーやバイクレースへの協賛
●障がい者雇用
●ダイレクトリクルーティング
●TikTok
●製造派遣と製造業のシナジー
●M&Aの推進

などなど

これらは三陽工業のPurposeから来る具体的な行動の1つ1つです。
この1つ1つを掘り下げていくと、そこにもまたより具体的な行動が存在します。

その行動全てがPurposeに繋がっています。

個人のPurposeがどこかで少しでも交われば仕事をしていて楽しくなります。面白くなります

私が何をやっていても楽しいと思えるのは、そこが一致しているから。

周りから見れば大変なことであっても、「これで1つ成長できる、その為の試練だ!!」くらいに思えるのは、Purposeが完全一致しているからです。

夢中になれているんですよね。

「個人のPurposeがお金!!」という人がいたとしましょう。

製造未経験ですが、年収700万欲しいという22才の人がいたとします。

この人のPurposeと三陽工業のPurposeは交わりますかね?

交わります

まずは、生産推進グループで頑張ってもらいましょう。
22才から25才くらい
は頑張ってもらいましょうか。

頑張っていれば主任の道が見えてきますよね。
主任になってもらいましょう。

25才で主任になったとすれば、そのまま自職場を成長させてもらいます。
その時の在籍数が10名だったとすれば、30名にしてもらいましょうか。

もちろんその動きの中でその拠点の複数の主任との連携も取りながら成長してもらいます。

3年すると28才。現在動いているM&Aや請負化の中でリーダーや責任者をやれるレベルまで来ています。

リーダーや職場責任者として配置転換。そこでの実績を積んでいくと、700万という数字も見えてきます

「Purposeが本気でお金!」という人とは交わりますね。

もちろん時間はかかります。未経験で何もできない状態から「来年700万の収入が欲しい」と言われると、これはもう交わりません。

例えが少し極端かもしれませんが、現在の三陽工業には多くの武器があります。

働く人の個人のPurpose、優先順位に対して、「どんな話ができるか」「どんなストーリーを描けるか」HR営業の醍醐味ですね。

企業と個人のPurposeの交わり。それが定着に繋がってきます。

もちろん、そんな小難しい話をする必要はありません。ただ、話をする方としてはそこを理解して話を進めていくと、相手から信用されやすい

仮説の連続にはなりますが、それが実現できる環境があります。

1人でも多くの人のPurposeと交わることができるようにシンカを続けていきます。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!